結愛ちゃんのエッチな誘惑
第12章 繰り返し
「……結愛はもういいからタカ君がシャワー浴びて」
「良くないだろ、こんなに冷えて…俺はそんな濡れてないから」
すると結愛は俺にギュッと抱き着いてきた。
「……じゃあ、タカ君のお部屋行ってエッチするぅ…その方が暖まるもん」
「…ん」
俺は黙って結愛の身体にシャワーを満遍なく浴びさせて浴室を出てタオルで水気を拭き取ってから裸のまま結愛を抱き上げて自分の部屋に連れて行った。
そしてベッドに下ろして一緒に布団の中に入ると結愛をギュッと抱き締めた。
「……タカ君?エッチしないのぉ?」
「ん…しばらくこうしてようよ」
「タカ君も?」
「え?」
「結局前と一緒になっちゃったぁ……小さい頃いつも大好きなみんなと毎日遊んでて楽しかったのに、大きくなるにつれて結愛は女の子だからって……ユウ君とヒロ君達だけで遊ぶから寂しかったの」
宏樹も勇翔も俺も子供の頃結愛の事が好きで大事にしていた。
危ない遊びには参加させない様にして一人で残っている事が多い事に途中で気が付いてなるべく結愛と残る様にしていたけど、学年が違うといつも見れるわけではなかった。
「やっとまたみんなで一緒にいられると思ったのに……またバラバラになっちゃったぁ」
結愛はそう言って泣いていた。
そんな結愛の頭をポンポンと撫でる。