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結愛ちゃんのエッチな誘惑

第13章 好きな人




家に戻ってから学校に行く準備をして、何となくタカ君と一緒に学校に行く時間よりも早く家を出ていつも待ち合わせをしているマンションの廊下でタカ君が出てくるのを待つ事にした。


すると、ヒロ君が家から出てきた。



「あ、結愛おはよう。誰か待ってるの?」

「おはよぉ…タカ君待ってるんだぁ」

「あぁ、そうなんだ…でも、タカが出る時間もう少し後じゃない?」

「んー…でも、タカ君と早く会いたいんだもん」

「えっ?結愛がセックスする時以外にそんな事言うの珍しいね…あ、ごめん!電話だ…じゃあ、俺先行くから!」

「うんっ」


ヒロ君はエレベーターの方に向かいながら電話に出ると、幸せそうな顔で話している。
多分早乙女さんからの電話だ。


いいなぁ、早く結愛もタカ君と会ってお喋りしたいなぁ…


あれ…?
この前までヒロ君が早乙女さんと仲良いところ見ると悲しい気持ちになってたのに全然気にならない?



ガチャッ



「ゴミ捨てておくよ、いってきます……あれ?結愛、早くない?ゴミ捨ててから戻って来ようと思ってたんだけど」

「えっとねっ…早く支度出来ちゃったから……」


ん??今、どうして嘘吐いちゃったんだろう?
タカ君と早く会いたくて早めに出たのに、そうだってタカ君に気付かれるのが何となく恥ずかしい気持ちになった。


「そっか、じゃあこのまま行こうか」

「うんっ」



タカ君とすぐに会えて嬉しい…

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