テキストサイズ

結愛ちゃんのエッチな誘惑

第13章 好きな人




学校に着くと、ユウ君がこの前の土曜日に彼女になった子と手を繋いで歩いているのが見えた。


さっきのヒロ君の時と一緒だ。
ユウ君から好きな子が出来たって聞かされた時もその子が彼女になった時も悲しかったのに全然悲しい気持ちにならない。


むしろ、今の彼女とは長く付き合って欲しいと思う。



「勇翔のやつ今回の彼女とは長続きしそうだよなぁ、家で電話してる時とかデレデレだし」

「そうなんだぁ」

「今日の昼休み中庭で良い?」

「うん!」

「じゃあ、昼休み中庭で待ち合わせな」


タカ君はそう言って私の頭をポンポンと撫でて自分の教室の方へと向かっていった。



……タカ君も同じクラスだったら良かったのになぁ。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ