結愛ちゃんのエッチな誘惑
第13章 好きな人
四時間目は先生の都合で自習で、クラスではみんなお喋りしたりしていてほぼ自由時間みたいなものになっていた。
「なぁ?結愛」
「ん?」
前だったらこういう時間はユウ君とカーテンの陰に行ってこっそりえっちな事してたけど、ユウ君に好きな子が出来た事を話してもらった時からそういう事は一切していなかった。
「そのさ……結局今兄貴としかセックスしてないと思うんだけど、兄貴と付き合ったりはしないの?」
「ん…タカ君とえっちしてないよ?」
「そうなん……えっ!?結愛が!?何で!?」
「結愛がね、タカ君の事ちゃんと好きになって付き合って恋人同士になるまでえっちしたらダメだって……タカ君の事好きだからね、恋人になるって言ったんだけど今の好きじゃダメなんだって……何でダメなのかわかんないのぉ」
「あぁ、なるほど…まぁ……そうだよなぁ」
「ユウ君わかるの?」
「わかるよ、そのままの関係続けて俺達の誰かが彼女と別れてまた混ぜてって言ったら今までの繰り返しでまたみんなの結愛になるだろ?兄貴はそれが嫌なんだよ…俺もずっと俺だけの結愛になってほしかったし」
「んー…」
「そうだな…結愛が兄貴とヤりたいから恋人になりたいと思ってるうちは付き合って貰えないと思うよ」
ユウ君にそう言われると、ハッとした。
「ユウ君、結愛あと少しでわかる気がする」
「おう?それなら良かった」