結愛ちゃんのエッチな誘惑
第7章 旅行
ノブは前からチャラかったけど、大学生になってから余計にチャラくなった気がする…。
弟の宏樹とは正反対だ。
家に入ると宏樹と結愛の靴がある。
ちょうど二人とも来てるのか。
最近前よりも三人でいる事多いよな。
俺は勇翔の部屋をノックしてドアを開けた。
「た、たか!どうしたの?」
宏樹が何となく慌てた様子で俺の前に立った。
ん?勇翔の足の上に結愛が座ってるのか?
いくら仲良いからって何でそんな座り方になるんだ?
結愛はよく人にくっ付いてくる事が多いが、特に勇翔とくっ付いてる事が多い気がする。
でも…付き合ってるわけじゃないんだよな?
疑問に思いながらノブの別荘の話をする。
「へぇ、別荘とか楽しそうだし俺は行きたいな」
「俺も来週部活ないし行くよ」
「……結愛もぉ…結愛もイクー」
結愛は何故かもじもじしながら目を潤ませてそう言った。
…なんか、エロい顔して……いや、何考えてんだよ!俺は…
「結愛…体調悪そうだけど平気?」
そう言うと勇翔は結愛を後ろから抱き締めた。
「平気だよな?さっきまで昼寝してたからまだ寝ぼけてんだよ」
「そうなんだ…?」
この二人本当に付き合ってないんだよな?
くっつき過ぎじゃないか?