結愛ちゃんのエッチな誘惑
第7章 旅行
「結愛。あのさ、男にあんまりそうやってくっつかない方がいいよ」
「ふぇ…?どうしてぇ?」
「あーっと…なんていうか…結愛可愛いからさ、そういう事されるとみんな勘違いするかもしれないし…」
「勘違いってぇ?結愛、タカ君の事好きだよぉ」
「だから…なんて言えばいいんだろ」
不覚な事に結愛に腕を抱き着かれて完全に動揺してしまって上手い切り返しが出来ない…。
「ねぇ…タカ君……結愛、タカ君とキスしたの覚えてるよぉ」
「は!?あ!あれは、子供の時の話だろ?」
俺達がまだ幼稚園に通っていた頃、恋愛ドラマの再放送を見た俺と結愛はそれの真似をしてキスをした事がある。
「でも…結愛、キスしたの初めてだったんだもん…」
「ごめん…まだ小さかったとはいえ…」
「ううん…結愛、タカ君とキス出来て嬉しかったぁ」
結愛はそう言うと大きな瞳で俺の目を覗き込む。
「…今のタカ君のキスがどんな風に変わったか知りたいなぁ」
そう言われた瞬間俺は結愛の唇を奪っていた。
勇翔や宏樹の事なんか頭の中を過ぎれないくらいに頭の中は結愛で支配されてしまった。