結愛ちゃんのエッチな誘惑
第8章 補習で別件
昼休み。
担任に呼び出された。
成績落ちた事言われるんだうな…嫌だな。
職員室に行くと先客がいるようだった。
「あ〜〜!童貞の佐々じゃん!」
「コラ!そういう言葉を使うんじゃない!」
……先に居たのは1年の時に同じクラスだった早乙女 杏珠(さおとめ あんじゅ)だった。
早乙女さんは普通クラスのはずだけど、なんで修学旅行行ってないんだ?
早乙女さん見た目が派手で所謂ギャル系だ。
同じクラスの時隣りの席になった時よくからかわれていた。
っていうか…今は童貞じゃないし。
とは、担任の前では言えないし言ったところで早乙女さんが面白がって誰とヤったかとか聞いてきそうだから絶対言わないでおこう…
「佐々、今回呼び出したのは早乙女の勉強を見てもらおうと思って呼び出したんだ」
「え?い、いや!あの…自分最近成績下がり気味で…人の勉強見る余裕ないです…」
「えー!ガリ勉なのに弱気じゃん!」
「早乙女は黙ってなさい…最近佐々が行き詰まってるのは先生もわかってる。人に教える事で復習にもなるし気付ける事もあるんじゃないかと思ってな…やってみて何も変わらなければ中止しても良いからやってみないか?」
…確かに少し結愛と離れる理由にもなるし、試してみてもいいかもしれない。
「…やってみます」
「やったー!佐々、あたしの成績上がったらお礼にエッチしてあげよーか?」
早乙女さんは笑いながらそう言った。