好きだって気づいたとき
第13章 修学旅行
ジュースを飲みながらベンチに座って、ぼーっと周りを見回していた。
「遼太は・・・楽しそうじゃねぇか。
俺の事は全然気にしてくれないんだ・・・」
ちょっと寂しく思えた。
パーク内を見回していると、ふと視線を感じて目を向けると木村が俺をじっと見ていた。
目が合うと俺から目をそらすというか、俺の周りをキョロキョロを見始めた。
「何だあいつ」
そう思っていると俺に近づいてきた。
「ヤバっ」
「1人で何してんだよ。
今日は遼太と一緒じゃないのか?」
「ちょっと気分が悪くなって休んでた。
遼太はみんなと、女子のグループと一緒に回ってるよ。
お前はグループから離れてもいいのか?」
「何か面倒くさいなってきてな」
「そっか・・・」
「あれっ?木村どこ行った?」
「おい、みんなお前の事探してるぞ」
「フゥ〜、面倒くせぇ・・・なぁ友哉」
グループに戻ろうと立ち上がった木村。
「何?」
「あいつ、遼太は本当に良い奴だから」
「うん、知ってる」
そう言ってグループに戻って言った。
「そんな事今さら言われなくても、いつも近くにいる俺が1番知ってるっちゅうの。
・・・ってあいつ、俺の事友哉って呼んだ!」
俺はビックリしすぎてしばらくジュースを持ったまま、木村のグループ方をじっと見ていた。
「友哉!・・・友哉!」
「!?・・・遼太、何慌ててるの?」
「今あいつ、木村がいたけど何かされたのか?」
「別に何もされてない。
ただ少し喋ってただけだよ」
「喋ってた?あいつと?」
「うん・・・」
不思議そうな顔をする遼太。
俺もグループに戻り、行動を一緒にした。
1日中遊び、時間になりバスでホテルに戻った。
ホテルまでのバスの中で、遼太はずっと俺の手を握っていた。
「遼太は・・・楽しそうじゃねぇか。
俺の事は全然気にしてくれないんだ・・・」
ちょっと寂しく思えた。
パーク内を見回していると、ふと視線を感じて目を向けると木村が俺をじっと見ていた。
目が合うと俺から目をそらすというか、俺の周りをキョロキョロを見始めた。
「何だあいつ」
そう思っていると俺に近づいてきた。
「ヤバっ」
「1人で何してんだよ。
今日は遼太と一緒じゃないのか?」
「ちょっと気分が悪くなって休んでた。
遼太はみんなと、女子のグループと一緒に回ってるよ。
お前はグループから離れてもいいのか?」
「何か面倒くさいなってきてな」
「そっか・・・」
「あれっ?木村どこ行った?」
「おい、みんなお前の事探してるぞ」
「フゥ〜、面倒くせぇ・・・なぁ友哉」
グループに戻ろうと立ち上がった木村。
「何?」
「あいつ、遼太は本当に良い奴だから」
「うん、知ってる」
そう言ってグループに戻って言った。
「そんな事今さら言われなくても、いつも近くにいる俺が1番知ってるっちゅうの。
・・・ってあいつ、俺の事友哉って呼んだ!」
俺はビックリしすぎてしばらくジュースを持ったまま、木村のグループ方をじっと見ていた。
「友哉!・・・友哉!」
「!?・・・遼太、何慌ててるの?」
「今あいつ、木村がいたけど何かされたのか?」
「別に何もされてない。
ただ少し喋ってただけだよ」
「喋ってた?あいつと?」
「うん・・・」
不思議そうな顔をする遼太。
俺もグループに戻り、行動を一緒にした。
1日中遊び、時間になりバスでホテルに戻った。
ホテルまでのバスの中で、遼太はずっと俺の手を握っていた。