好きだって気づいたとき
第14章 突然の告白
「その誠って子が引っ越したときに気が付ければ良かったな」
「その時は理解できなかった。
遼太と仲良くしてるのを見ると、何か邪魔してやりてくなるんだ。
そしたらお前が転校してきたんだよ。
誠が帰ってきたのかと思ったよ」
「あっ、それ遼太にも言われた」
「やっぱそうか。
俺がそう思ったんだから、あいつも思っただろうな」
「どこがにてるんだ?」
「そうだな・・・
頭がいいとこ、運動神経がいいとこと可愛いところかな」
「あっ・・・」
「もしかして遼太も同じ事言ってたか?」
「えっ・・・まぁ・・・うん」
何でもいいけど、最後の“可愛い”が引っかかる。
「遼太が1人病院送りにしてるってお前に話せば、お前が遼太から離れると思ったんだ。
でも何も変わらなかった。
むしろより一緒にいる事が、お前から離れなくなった気がしたよ」
気がしたんじゃなくて、マジでずっと一緒にいたよ。
今でも遼太は木村とあまり口を聞かない。
聞かないと言うより、俺が話していると何かおきるんじゃないかと警戒しているようだ。
「今じゃ俺も大人しくなって、今までの事を凄く反省してるよ」
「遼太もわかってくれる日がくるよ」
「その日が来てくれるといいけど・・・
あぁ、何かお前に話し気持ちがスッキリしたよ」
「何か今のお前にもっと早く会いたかったな」
「そうだな。
ごめんな、忙しいところお邪魔しちゃって。
元気でな」
「ありがとう。お前もな」
「あっ、それと・・・」
「んっ?・・・何?」
「俺、マジで遼太が好きだから。
子供の頃からずっと・・・今でも好きだから」
そう言って木村は帰っていった。
「その時は理解できなかった。
遼太と仲良くしてるのを見ると、何か邪魔してやりてくなるんだ。
そしたらお前が転校してきたんだよ。
誠が帰ってきたのかと思ったよ」
「あっ、それ遼太にも言われた」
「やっぱそうか。
俺がそう思ったんだから、あいつも思っただろうな」
「どこがにてるんだ?」
「そうだな・・・
頭がいいとこ、運動神経がいいとこと可愛いところかな」
「あっ・・・」
「もしかして遼太も同じ事言ってたか?」
「えっ・・・まぁ・・・うん」
何でもいいけど、最後の“可愛い”が引っかかる。
「遼太が1人病院送りにしてるってお前に話せば、お前が遼太から離れると思ったんだ。
でも何も変わらなかった。
むしろより一緒にいる事が、お前から離れなくなった気がしたよ」
気がしたんじゃなくて、マジでずっと一緒にいたよ。
今でも遼太は木村とあまり口を聞かない。
聞かないと言うより、俺が話していると何かおきるんじゃないかと警戒しているようだ。
「今じゃ俺も大人しくなって、今までの事を凄く反省してるよ」
「遼太もわかってくれる日がくるよ」
「その日が来てくれるといいけど・・・
あぁ、何かお前に話し気持ちがスッキリしたよ」
「何か今のお前にもっと早く会いたかったな」
「そうだな。
ごめんな、忙しいところお邪魔しちゃって。
元気でな」
「ありがとう。お前もな」
「あっ、それと・・・」
「んっ?・・・何?」
「俺、マジで遼太が好きだから。
子供の頃からずっと・・・今でも好きだから」
そう言って木村は帰っていった。