好きだって気づいたとき
第16章 高校入学
またLINEが届いた。
「はぁ〜・・・」
「ごめん・・・」
「別に謝ることないよ。
さぁ、もう1回シャワー浴びてこよっと。
ご馳走様」
そう言ってキッチンを出ていった。
「あ〜あ、LINEするんじゃなかったよ」
もっと早く伝えておけばよかったと思う反面、このまま黙っておけばよかったと思う気持ちにもなった。
「とっとと終わらせて、早く遼太とゆっくり2人っきりになりたいよ・・・?」
2人っ・・・きり?
何それ。
この家には俺と遼太だけだから2人っきりなのに、何であらためて2人っきりって思ったのかな?
「だんだん面倒くさくなってきたな」
ピザを食べながらLINEを返信している間にシャワーを浴び終えた遼太がキッチンをのぞいた。
「はぁ・・・」
まだおわってないの?的なため息をついて、先に2階へ上がって行った。
「よしっ、これでもういいかな。
さぁ俺もシャワー浴びてこよっと」
スマホをテーブルに置いてシャワーを浴びに行った。
お湯には入らず体を洗い、髪をあらった。
いつもなら髪を乾かすんだけど、今日はそんな事も面倒くさく思える、
面倒くさいと言うよりか、その時間さえもったいなく思える。
急いで着替え、髪をタオルで拭きながらキッチンにスマホを取りに行き、急いで2階へ上がった。
あいかわらず遼太はベッドに寝転がりアルバムを見ていた。
その隣に当たり前のように俺も寝転がる。
「友哉、いい匂いがする」
「シャンプーの匂いかもな。
髪乾かさずに上がってきたからさ」
俺の頭に鼻を近づける遼太。
「本当だ」
何か・・・ドキドキする。
「お前、部活の先輩達との写真、めっちゃ多いな」
その時は気づいてなかったけど確かに多いな。
「はぁ〜・・・」
「ごめん・・・」
「別に謝ることないよ。
さぁ、もう1回シャワー浴びてこよっと。
ご馳走様」
そう言ってキッチンを出ていった。
「あ〜あ、LINEするんじゃなかったよ」
もっと早く伝えておけばよかったと思う反面、このまま黙っておけばよかったと思う気持ちにもなった。
「とっとと終わらせて、早く遼太とゆっくり2人っきりになりたいよ・・・?」
2人っ・・・きり?
何それ。
この家には俺と遼太だけだから2人っきりなのに、何であらためて2人っきりって思ったのかな?
「だんだん面倒くさくなってきたな」
ピザを食べながらLINEを返信している間にシャワーを浴び終えた遼太がキッチンをのぞいた。
「はぁ・・・」
まだおわってないの?的なため息をついて、先に2階へ上がって行った。
「よしっ、これでもういいかな。
さぁ俺もシャワー浴びてこよっと」
スマホをテーブルに置いてシャワーを浴びに行った。
お湯には入らず体を洗い、髪をあらった。
いつもなら髪を乾かすんだけど、今日はそんな事も面倒くさく思える、
面倒くさいと言うよりか、その時間さえもったいなく思える。
急いで着替え、髪をタオルで拭きながらキッチンにスマホを取りに行き、急いで2階へ上がった。
あいかわらず遼太はベッドに寝転がりアルバムを見ていた。
その隣に当たり前のように俺も寝転がる。
「友哉、いい匂いがする」
「シャンプーの匂いかもな。
髪乾かさずに上がってきたからさ」
俺の頭に鼻を近づける遼太。
「本当だ」
何か・・・ドキドキする。
「お前、部活の先輩達との写真、めっちゃ多いな」
その時は気づいてなかったけど確かに多いな。