無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「だっていつも、お前の事見てたよ。
優しいというか、何か見守ってるって感じでもあるしな」

「それだけでそう思うなんて、思い過ごしじゃね？」

「バカだな。
俺の感は当たるんだよ」


そう、こいつの感はあたるんだよな。


「そっ、そんな事ないよ・・・うわぁっ」


何だかあせって体勢を変えようとしたらバランスを崩し、落ちそうになった俺の手を掴んで引き寄せた。


「ありがとう」

「大丈夫か？
何かこんな事、前にもあったような気がする」

「そうだっけ？
・・・あぁそう言えばあったかもな」

「でもその時はできなかったことも、今じゃ友哉にできるよ」

「その時できなくて、今できることって何？」

「それはね・・・」

「・・・！！」


ギュッと俺を抱きしめキスをした。


「こうやって友哉の事を抱きしめて、したい時にキスをする事だよ」


素直に遼太の腕の中におさまっていると、耳元で囁き耳たぶをペロッと舐めた。


「はぁん・・・」

「んっ？・・・何今の声」

「いや・・・その・・・」

「友哉、耳弱いね。感じちゃった？」

「そういう訳じゃ・・・あっ、だめっ」


耳と首筋に舌を這わせる遼太。
体を離そうとすると、さらにギュッと抱きしめた。


「友哉が可愛い声出すから、俺こんなになっちゃったよ」


俺に押し付けてきた遼太のモノが硬くなっていた。


「あれっ？もしかして友哉も感じちゃった？」

「違う違う・・・違うって」


違わない。
耳元を攻められ感じてしまった。
否定すればするほど遼太は、硬くなっている俺に自分のモノを擦り付けてきた。


「ヤバい・・・もう我慢できねぇ」