好きだって気づいたとき
第20章 これもひとつの思い出
「急な事で聞いてびっくりしたよ」
俺は卒業してもまだ高校に顔を出している先輩にびっくりしているよ。
「家庭のと言うか親のと言うか都合で、もうバタバタしてます」
「どうなの、和太鼓は続けるの?」
「たまたま転校する学校にも和太鼓部があるんで、続けていこうと思ってます」
「そっか、続けられるんだ。
友哉素質あるから、やめたらもったいないもんな」
素質あるって、プロかよ。
「あの先輩、図々しいようですけど、渡したい物があるって何でした?」
「そうそう、新しいバチをプレゼントしようと思って、それで学校行ったんだ。
そしたら転校するって聞いたからさ」
そう言って細長い袋を渡された。
開けると初めて握るとは思えない、凄く自分の手にフィットするバチが入っていた。
正直、めっちゃ嬉しかった。
「先輩、いいんですか?
誕生日でもなんでもないのに、こんな事してもらって」
「いいんだ。
友哉が喜んでくれて、友哉がそれを握ってくれれば凄く嬉しい・・・」
俺が嬉しくてバチを握っていると、いつの間にか俺の背後に立っていた先輩。
俺をギュッと抱きしめ、体を密着させてきた。
「先輩・・・やめてください。
お願いします、離してくださ・・・!?」
下半身を強く押し当ててきた。
ー先輩絶対に勃ってるじゃんー
力が強くて離れられない。
完全に油断してた。
「友哉がそのバチ握るの見たら我慢できなくなっちゃった」
「バチを握ったくらい何ですか」
「だってそれ、俺のと同じ太さなんだもん。
興奮しちゃうじゃん」
えっ・・・キモッ!
俺は卒業してもまだ高校に顔を出している先輩にびっくりしているよ。
「家庭のと言うか親のと言うか都合で、もうバタバタしてます」
「どうなの、和太鼓は続けるの?」
「たまたま転校する学校にも和太鼓部があるんで、続けていこうと思ってます」
「そっか、続けられるんだ。
友哉素質あるから、やめたらもったいないもんな」
素質あるって、プロかよ。
「あの先輩、図々しいようですけど、渡したい物があるって何でした?」
「そうそう、新しいバチをプレゼントしようと思って、それで学校行ったんだ。
そしたら転校するって聞いたからさ」
そう言って細長い袋を渡された。
開けると初めて握るとは思えない、凄く自分の手にフィットするバチが入っていた。
正直、めっちゃ嬉しかった。
「先輩、いいんですか?
誕生日でもなんでもないのに、こんな事してもらって」
「いいんだ。
友哉が喜んでくれて、友哉がそれを握ってくれれば凄く嬉しい・・・」
俺が嬉しくてバチを握っていると、いつの間にか俺の背後に立っていた先輩。
俺をギュッと抱きしめ、体を密着させてきた。
「先輩・・・やめてください。
お願いします、離してくださ・・・!?」
下半身を強く押し当ててきた。
ー先輩絶対に勃ってるじゃんー
力が強くて離れられない。
完全に油断してた。
「友哉がそのバチ握るの見たら我慢できなくなっちゃった」
「バチを握ったくらい何ですか」
「だってそれ、俺のと同じ太さなんだもん。
興奮しちゃうじゃん」
えっ・・・キモッ!