好きだって気づいたとき
第20章 これもひとつの思い出
俺は何を急に言い出してきたんだと思った。
まさか勉強嫌いの遼太の口から大学の話がでるなんて思いもしなかった。
「まだぼんやりだけど、一応行こうとは思ってるよ。
でもまた何で急にそんなこと聞いてきたの?」
「友哉ならそう言うかなって・・・」
「・・・で何?」
「俺も頑張って大学行こうかなぁなんて思ってさ」
「まだどの大学かなんて決めてはいないけどね」
「友哉、もしどこの大学行くか決めても俺に教えないで」
「えっ、何で?」
「俺、自分の力を信じて、お前が行く大学を当てる。
それで俺もそれを目指して頑張るよ」
自分の力って・・・って正直思った。
けど何か俺達通じあっているって俺も思ってる。
「同じ大学行けるといいな。
て言うか、また一緒に学校に行きたい」
「まだまだ先の事だけどさ、同じ大学に合格出来たらさ、そしたらさ・・・」
「そしたら?」
その後しばらく下を向き黙った。
「もしも同じ大学に合格したら、一緒に住まない?」
まだどこにするかも決めていないのに、何をこいつは言っているんだって思ったけど、でも凄く嬉しかった。
「そうだな、そうしよう。
俺も頑張るから、遼太も頑張って勉強しろよ」
「絶対友哉と同じ大学受けるから」
合格するしないの前に、同じ大学を選ぶかどうか分からない。
でも俺達なら同じ大学を選ぶはず。
今まで思った事、何もかも同じだった俺達だから絶対大丈夫だと信じている。
手を握り合い見つめあっていると、引っ越し屋さんが来た。
まさか勉強嫌いの遼太の口から大学の話がでるなんて思いもしなかった。
「まだぼんやりだけど、一応行こうとは思ってるよ。
でもまた何で急にそんなこと聞いてきたの?」
「友哉ならそう言うかなって・・・」
「・・・で何?」
「俺も頑張って大学行こうかなぁなんて思ってさ」
「まだどの大学かなんて決めてはいないけどね」
「友哉、もしどこの大学行くか決めても俺に教えないで」
「えっ、何で?」
「俺、自分の力を信じて、お前が行く大学を当てる。
それで俺もそれを目指して頑張るよ」
自分の力って・・・って正直思った。
けど何か俺達通じあっているって俺も思ってる。
「同じ大学行けるといいな。
て言うか、また一緒に学校に行きたい」
「まだまだ先の事だけどさ、同じ大学に合格出来たらさ、そしたらさ・・・」
「そしたら?」
その後しばらく下を向き黙った。
「もしも同じ大学に合格したら、一緒に住まない?」
まだどこにするかも決めていないのに、何をこいつは言っているんだって思ったけど、でも凄く嬉しかった。
「そうだな、そうしよう。
俺も頑張るから、遼太も頑張って勉強しろよ」
「絶対友哉と同じ大学受けるから」
合格するしないの前に、同じ大学を選ぶかどうか分からない。
でも俺達なら同じ大学を選ぶはず。
今まで思った事、何もかも同じだった俺達だから絶対大丈夫だと信じている。
手を握り合い見つめあっていると、引っ越し屋さんが来た。