好きだって気づいたとき
第20章 これもひとつの思い出
車に乗り込むと俺はすぐ窓を開けた。
「じゃあな友哉・・・元気でね」
「うん。
遼太も部活頑張ってレギュラー取れよ」
「おうっ、任せとけ」
「あとあの約束、絶対守れよ」
「俺、頑張るから・・・絶対守るから」
その後車は走り出した。
ドアミラー越しに見る遼太の姿がどんどん小さくなっていく。
同じ大学へ行こうと、ある意味無謀な約束だけど、その約束のおかげで、寂しさが半減された。
遼太の姿が見えなくなりしばらくすると、1学期まで通った高校の前を通りすぎようとした時、校門に目をやるとなぜか先輩が立っていた。
学校に用があるからなのかどうかはわからないけど、俺は気付かないふりして下を向いていた。
通り過ぎる瞬間、頭をあげると一瞬先輩と目があった。
昨日のことを思い出し寒気がはしった。
そのまま俺は昨日の疲れと睡眠不足から、睡魔が襲ってきて眠ってしまった。
よくも座ったまま長い時間眠れたもんで、目が覚めた時は新しい家の近くまで来ていた。
そして新しい家に到着。
お袋と1週間位ぶりに会い、とりあえず疲れていたのでお袋の実家に行きそのままその日は泊まることにした。
ここからまた新しい生活が始まるんだな。
新しい友達できるかな。
遼太のような人懐っこい奴はなかなかいないかもだけど、またたくさん友達つくれるといいな・・・って俺、子供みたいなこと言ってるな。
「じゃあな友哉・・・元気でね」
「うん。
遼太も部活頑張ってレギュラー取れよ」
「おうっ、任せとけ」
「あとあの約束、絶対守れよ」
「俺、頑張るから・・・絶対守るから」
その後車は走り出した。
ドアミラー越しに見る遼太の姿がどんどん小さくなっていく。
同じ大学へ行こうと、ある意味無謀な約束だけど、その約束のおかげで、寂しさが半減された。
遼太の姿が見えなくなりしばらくすると、1学期まで通った高校の前を通りすぎようとした時、校門に目をやるとなぜか先輩が立っていた。
学校に用があるからなのかどうかはわからないけど、俺は気付かないふりして下を向いていた。
通り過ぎる瞬間、頭をあげると一瞬先輩と目があった。
昨日のことを思い出し寒気がはしった。
そのまま俺は昨日の疲れと睡眠不足から、睡魔が襲ってきて眠ってしまった。
よくも座ったまま長い時間眠れたもんで、目が覚めた時は新しい家の近くまで来ていた。
そして新しい家に到着。
お袋と1週間位ぶりに会い、とりあえず疲れていたのでお袋の実家に行きそのままその日は泊まることにした。
ここからまた新しい生活が始まるんだな。
新しい友達できるかな。
遼太のような人懐っこい奴はなかなかいないかもだけど、またたくさん友達つくれるといいな・・・って俺、子供みたいなこと言ってるな。