好きだって気づいたとき
第2章 卒業記念
「ごめん知哉君。
無意識に知哉君の服、握っちゃってたね」
「別に大丈夫だよ。
それとさっきの話なんだけど・・・」
「すぐに返事しなくてもいいよ。
私も突然言い出したんだから」
「あぁ、うん・・・」
おりてから乗らなかった2人と合流した。
愛里と乗った遼太は告白されたのかな?
何となく気になったから、チラッと遼太の方を見ると、あいつも俺の事を見てきて目が合った。
驚きと照れくささで、慌てて目をそらした。
その後は何もなかったように、またみんなで乗り物に乗ったりゲーセンで遊んだりした。
気のせいか、友梨耶がいつも近くにいるような気がする。
「愛里は・・・」
別に遼太の近くにいるってわけではない。
お昼になり、みんなでお店に入った。
何となく遼太に近づこうとした。
「あ〜腹減った。知哉、何食べる?」
「えっ・・・あぁ、何にしようかなぁ」
あれっ?
もしかしてまた、俺と同じ事を思ったとか?
それなら遼太も愛里に告白されたって事になる。
いやいやそこまで同じ事が起きる訳がないよ。
「俺、カレーにしよ」
「知哉カレー?じゃあ俺は・・・
あっ、やっぱ俺もカレーにしよっと」
テーブルに座るとき、俺の隣に遼太が座った。
座ったと言うか、椅子取りゲームのごとく、俺に近づこうとした友梨耶をすり抜けて、遼太が座った。
またこいつ、俺の思っている事がわかってやっているのか?
エスパー遼太降臨か?
俺としては遼太が隣にいてくれたほうが安心するけどさ。
隣に来られても、何話していいかわかんないし。
でもいつもおしゃべりな遼太が、隣に座ってもあまり喋ってこない。
「もしかして友梨耶との事気にしてるのかな?
・・・まぁ、考えすぎかな?」
無意識に知哉君の服、握っちゃってたね」
「別に大丈夫だよ。
それとさっきの話なんだけど・・・」
「すぐに返事しなくてもいいよ。
私も突然言い出したんだから」
「あぁ、うん・・・」
おりてから乗らなかった2人と合流した。
愛里と乗った遼太は告白されたのかな?
何となく気になったから、チラッと遼太の方を見ると、あいつも俺の事を見てきて目が合った。
驚きと照れくささで、慌てて目をそらした。
その後は何もなかったように、またみんなで乗り物に乗ったりゲーセンで遊んだりした。
気のせいか、友梨耶がいつも近くにいるような気がする。
「愛里は・・・」
別に遼太の近くにいるってわけではない。
お昼になり、みんなでお店に入った。
何となく遼太に近づこうとした。
「あ〜腹減った。知哉、何食べる?」
「えっ・・・あぁ、何にしようかなぁ」
あれっ?
もしかしてまた、俺と同じ事を思ったとか?
それなら遼太も愛里に告白されたって事になる。
いやいやそこまで同じ事が起きる訳がないよ。
「俺、カレーにしよ」
「知哉カレー?じゃあ俺は・・・
あっ、やっぱ俺もカレーにしよっと」
テーブルに座るとき、俺の隣に遼太が座った。
座ったと言うか、椅子取りゲームのごとく、俺に近づこうとした友梨耶をすり抜けて、遼太が座った。
またこいつ、俺の思っている事がわかってやっているのか?
エスパー遼太降臨か?
俺としては遼太が隣にいてくれたほうが安心するけどさ。
隣に来られても、何話していいかわかんないし。
でもいつもおしゃべりな遼太が、隣に座ってもあまり喋ってこない。
「もしかして友梨耶との事気にしてるのかな?
・・・まぁ、考えすぎかな?」