好きだって気づいたとき
第4章 夏祭り
お祭りにはたけととまさとも一緒だった。
この3人でいる方が、俺は1番落ち着く。
ここへ来て最初にできた友達だから。
「横沢、村井!」
4人で歩いていると、どこからか健人と雅人を呼ぶ声がした。
2人がキョロキョロしていると、こちらに近づいてくる人がいた。
「あっ先輩、こんばんは」
2人の部活の先輩だった。
「良かったら一緒に回らないか?」
2人は俺達の事を気にしていたけど、先輩と回ることにした。
その後、遼太と回っていると目の前を優梨耶が彼氏らしき男と歩いていった。
目が合うと、優梨耶はビックリして目をそらした。
「知哉、ちょっと悔しかったりして」
「いやっ、別に悔しいとか思ってない。
あぁ、彼氏出来たんだなってくらいにしか思ってない」
「そっか・・・」
「何だよ?」
「別に、ちょっと聞いてみただけ。
あぁ腹減ったな。何か食おうぜ」
屋台でたこ焼きを買って、近くにあった石段に座って食べた。
「おーい、遼太!」
また声をかけられた。
「あっ、村田・・・伊藤」
遼太のクラスで、6年生のとき同じクラスだった2人。
「あっ、知哉も一緒だったんだ」
「うん・・・」
あれっ?
何か今の言い方、凄く気になるんだけど。
「なぁ、俺達との一緒に回らない?」
「んっ?・・・うん、いいよ。
てか腹減ったな。
俺達もたこ焼きを買ってくるよ」
2人もたこ焼きを買いに行き、俺達の隣で食べ始めた。
「あっ、俺飲み物買ってくる」
「じゃあ知哉、俺もお茶買ってきてくんない?」
「うん、いいよ。
お前らは?買ってこよっか?」
「俺達はさっき買ってきたからいいよ」
「わかった。じゃあちょっと行ってくる」
この3人でいる方が、俺は1番落ち着く。
ここへ来て最初にできた友達だから。
「横沢、村井!」
4人で歩いていると、どこからか健人と雅人を呼ぶ声がした。
2人がキョロキョロしていると、こちらに近づいてくる人がいた。
「あっ先輩、こんばんは」
2人の部活の先輩だった。
「良かったら一緒に回らないか?」
2人は俺達の事を気にしていたけど、先輩と回ることにした。
その後、遼太と回っていると目の前を優梨耶が彼氏らしき男と歩いていった。
目が合うと、優梨耶はビックリして目をそらした。
「知哉、ちょっと悔しかったりして」
「いやっ、別に悔しいとか思ってない。
あぁ、彼氏出来たんだなってくらいにしか思ってない」
「そっか・・・」
「何だよ?」
「別に、ちょっと聞いてみただけ。
あぁ腹減ったな。何か食おうぜ」
屋台でたこ焼きを買って、近くにあった石段に座って食べた。
「おーい、遼太!」
また声をかけられた。
「あっ、村田・・・伊藤」
遼太のクラスで、6年生のとき同じクラスだった2人。
「あっ、知哉も一緒だったんだ」
「うん・・・」
あれっ?
何か今の言い方、凄く気になるんだけど。
「なぁ、俺達との一緒に回らない?」
「んっ?・・・うん、いいよ。
てか腹減ったな。
俺達もたこ焼きを買ってくるよ」
2人もたこ焼きを買いに行き、俺達の隣で食べ始めた。
「あっ、俺飲み物買ってくる」
「じゃあ知哉、俺もお茶買ってきてくんない?」
「うん、いいよ。
お前らは?買ってこよっか?」
「俺達はさっき買ってきたからいいよ」
「わかった。じゃあちょっと行ってくる」