好きだって気づいたとき
第7章 野外学習
「あっ、この写真・・・」
「俺達マジで木登りしてるよ」
「これ見ろよ。俺達超笑ってるよ」
「マジ、めっちゃ笑ってる。
でもこの後、すっげー叱られたんだよな」
「叱られた叱られた。
でもこんないい木を目の前にして、登るなってのが無理な話なんだよ」
「おいおい、それは俺等論だよ」
キャンプ場にあった立派なおおきな木。
松田以外の俺達野生児4人組は何のためらいもなく木に登った。
その時の1枚。
大きな立派な木を目の前にして、俺達は我慢できなかったんだろうな。
俺達、笑顔と言うかドヤ顔と言うか・・・
「あっ、こんなところも撮られてたんだ」
先生に見つかり木から降りて、4人並んで叱られている時の写真もあった。
「おいおい、叱られてるのに俺達半笑いしてるよ」
全く反省してない俺達。
「・・・これは、何の写真だ?」
「ん〜・・・
バンガローの中で撮った写真みたいだけど・・・」
笑っているのか困っているのか・・・
そんな俺が写っている。
よく見ると隣に誰かがいる。
「なぁ遼太、これ何してる写真か覚えてるか?」
そう言って隣にいる遼太の顔を見ると、写真を真顔で見ていた。
「なぁ遼太、覚えてる?」
「んっ?」
「俺と隣の誰かが立っていて、みんな座ってて・・・え〜、何だっけ」
「・・・忘れた」
「え〜そんな・・・頑張って思い出そ」
「もういいじゃねぇか、そんな事」
「他に写真ないかな・・・あっ、あっ、
わかった!
うわぁ〜そうじゃんそうじゃん」
思い出したよ。
みんなで夜ゲームして、負けた俺ともう1人がやった罰ゲームの写真だった。
「俺達マジで木登りしてるよ」
「これ見ろよ。俺達超笑ってるよ」
「マジ、めっちゃ笑ってる。
でもこの後、すっげー叱られたんだよな」
「叱られた叱られた。
でもこんないい木を目の前にして、登るなってのが無理な話なんだよ」
「おいおい、それは俺等論だよ」
キャンプ場にあった立派なおおきな木。
松田以外の俺達野生児4人組は何のためらいもなく木に登った。
その時の1枚。
大きな立派な木を目の前にして、俺達は我慢できなかったんだろうな。
俺達、笑顔と言うかドヤ顔と言うか・・・
「あっ、こんなところも撮られてたんだ」
先生に見つかり木から降りて、4人並んで叱られている時の写真もあった。
「おいおい、叱られてるのに俺達半笑いしてるよ」
全く反省してない俺達。
「・・・これは、何の写真だ?」
「ん〜・・・
バンガローの中で撮った写真みたいだけど・・・」
笑っているのか困っているのか・・・
そんな俺が写っている。
よく見ると隣に誰かがいる。
「なぁ遼太、これ何してる写真か覚えてるか?」
そう言って隣にいる遼太の顔を見ると、写真を真顔で見ていた。
「なぁ遼太、覚えてる?」
「んっ?」
「俺と隣の誰かが立っていて、みんな座ってて・・・え〜、何だっけ」
「・・・忘れた」
「え〜そんな・・・頑張って思い出そ」
「もういいじゃねぇか、そんな事」
「他に写真ないかな・・・あっ、あっ、
わかった!
うわぁ〜そうじゃんそうじゃん」
思い出したよ。
みんなで夜ゲームして、負けた俺ともう1人がやった罰ゲームの写真だった。