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好きだって気づいたとき

第11章 2泊3日の海水浴

2日目。
朝ごはんを食べ、後片付けを終わらせると、休む間もなくまた海へ走っていった。
海で泳ぐわ潜るわ沈めるわ。
砂浜では穴を掘り、埋めるわ埋められるわ。
昨日と同じ、必死に・・・いや一生懸命に遊んだ。
2日続けてだと、さすがに疲れる。
お昼ご飯を食べてから、しばらく遊んで民宿にもどった。



「まだまだ遊びたいんだけど、さすがに疲れたよ」


シャワーを浴びて服に着替え、部屋でボーッとしていると、おじさんが入ってきた。


「スイカ切ってきたけど、食べるか?」

「あっ、食べます!ありがとうございます」


冷たく冷やされたスイカ。
部屋の縁側でみんなで食べた。


「スイカうめぇ」

「冷え冷えで超美味い」


食べ終わると、俺達5人共睡魔に襲われた。
スイカをのせてあったお皿を片付けに行かないといけないけど、それもできないくらい眠くてしかたがない。
そのまま寝転がり、大の字になって寝た。


「お〜い、スイカ食べたか・・・って、寝てるじゃねぇか。
気持ちよさそうに大の字にになって。
おっ、カメラがある。寝てるとこでも撮ってやろうかな」


おもむろにカメラを手にしたおじさんは、俺達の大の字お昼寝姿を写しはじめた。
そんなおじさんの行動に気づくことなく、爆睡する俺達。
目が覚めると、夕食の準備の時間。


「ん〜・・・?
あっ、もうこんな時間じゃねぇか。
おいっ、みんな起きろよ。
手伝いに行かなきゃ」


なかなか起きないなか、遼太だけが起きた。


「遼太起きたか?
こいつら起きないから、2人だけでも手伝いに行こうよ」

「まぁこいつらは寝かしておこう。
よっしゃ、行くか」


昨日同様、俺と遼太は食堂の手伝いに行った。




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