好きだって気づいたとき
第11章 2泊3日の海水浴
「この2日間、めちゃくちゃ遊んだよな」
「必死にと言うか、一生懸命と言うか・・・」
「ん〜、一心不乱・・・とか?」
「とにかくめっちゃ遊んだよな」
「だってみんなめっちゃ真っ黒だもん」
「この時はまだ真っ黒じゃなくて真っ赤だったよ」
「俺にとって本当にいい思い出になったよ」
「知哉・・・」
また寂しさが込み上げてきた。
遼太はそんな俺の肩を抱き、優しく頭をポンポンと撫でてくれた。
いつしか遼太のこういう気遣いが、凄く心地よくなっていた。
むしろされたい、して欲しいと言う気持ちにになってきているのは何でだろう。
そんな事を考えていたら、いつの間にか俺は遼太の肩に頭をのせていた。
「この後はずっと一緒に勉強してたな」
「・・・!!
あっ、そっ・・・そうだったな」
ビクッ?・・・ドキッ?
どっちが正しいかわからないけど、慌てて遼太から離れた。
「どうした、知哉」
「いや・・・別に・・・」
焦る俺の顔を、優しく見つめる遼太。
「そう・・・だったな。
毎日ずっと勉強していたよな」
「毎日毎日・・・
たいやきくんかっちゅうの」
「何だよそれ。
でも毎日のように、家とか図書館とか行って頑張ったよな」
「俺、勉強大っ嫌いなのに、超必死にやったよ」
「遼太、いつ音を上げるかと思ってたけどさ」
「一緒の高校に行く為に必死だったよ。
お前と離れるなんて考えられなかった・・・」
何だ、この心臓のドキドキは?
アニメのようにドクドクと心臓が飛び出ているんじゃないかと思うくらい。
遼太に聞こえてないかな?
「知哉、何か体熱くなってきてないか?
顔も赤いし・・・」
「なっ、何でも・・・ないよ」
ヤバイっ!
「必死にと言うか、一生懸命と言うか・・・」
「ん〜、一心不乱・・・とか?」
「とにかくめっちゃ遊んだよな」
「だってみんなめっちゃ真っ黒だもん」
「この時はまだ真っ黒じゃなくて真っ赤だったよ」
「俺にとって本当にいい思い出になったよ」
「知哉・・・」
また寂しさが込み上げてきた。
遼太はそんな俺の肩を抱き、優しく頭をポンポンと撫でてくれた。
いつしか遼太のこういう気遣いが、凄く心地よくなっていた。
むしろされたい、して欲しいと言う気持ちにになってきているのは何でだろう。
そんな事を考えていたら、いつの間にか俺は遼太の肩に頭をのせていた。
「この後はずっと一緒に勉強してたな」
「・・・!!
あっ、そっ・・・そうだったな」
ビクッ?・・・ドキッ?
どっちが正しいかわからないけど、慌てて遼太から離れた。
「どうした、知哉」
「いや・・・別に・・・」
焦る俺の顔を、優しく見つめる遼太。
「そう・・・だったな。
毎日ずっと勉強していたよな」
「毎日毎日・・・
たいやきくんかっちゅうの」
「何だよそれ。
でも毎日のように、家とか図書館とか行って頑張ったよな」
「俺、勉強大っ嫌いなのに、超必死にやったよ」
「遼太、いつ音を上げるかと思ってたけどさ」
「一緒の高校に行く為に必死だったよ。
お前と離れるなんて考えられなかった・・・」
何だ、この心臓のドキドキは?
アニメのようにドクドクと心臓が飛び出ているんじゃないかと思うくらい。
遼太に聞こえてないかな?
「知哉、何か体熱くなってきてないか?
顔も赤いし・・・」
「なっ、何でも・・・ないよ」
ヤバイっ!