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変態センセイの愛人

第9章 【After Story】変態センセイの恋人




「分からないところがあったらおじさんが教えるからね。なんでも聞いていいからねぇ~」


「ありがとうございます……」


話し方といい、向けてくる視線に鳥肌が立つようにゾクリとした。


スケベな目を向けてくる奴に誰が聞くか。必要最低限しか話したくない。


「お姉ちゃんみたいなかわいい子が来てみんな喜んでいると思うよ~。終わったらおじさんたちと晩御飯でも――――」



「はいはい。雑談はそこまでにして自分の課題に戻ってくださいね。分からないところがあったら先生である私がすべて教えます」


困っている私を助けてくれるように戻ってきた北大路さんがすっぱりと話を遮断してくれた。


教室内にいればどこでも聞こえる程の声量だったからすべて聞こえていたんだろう。


注意するとスケベオヤジは悔しそうな顔をしてパソコンの方を向いて課題に取り組み始めた。


「有村さんも分かりましたか?」


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