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変態センセイの愛人

第9章 【After Story】変態センセイの恋人



掛布団しかのっていないベッドの上にいきなり押し倒されて私は大きく目を見開く。


何が起きたのかよく分からなくてパチパチとゆっくり瞬きもしていた。


「北大路さん……?」



「家でくらい名前で呼んでくださいよ……」


私の体の上に被さってきて、真っ直ぐに見つめてくる瞳にはもどかしさが映っているようにも見えた。


切なさそうな顔をしながら甘く囁かれて、その先にされることに期待をして名前を口にする。


「創(ハジメ)……」


そっと髪に触れながら小さな声で言うと欲しかったキスを落とされる。


教えてもらっている時も幸せだけど、キスをしている時はもっと幸せだ。


ちゅっ、ちゅっ、ちゅっ、と何度もキスを繰り返されながら北大路さんは私の脚に手を滑らせてくる。


「あっ…、んっ……。はぁっ……、そんな…触っちゃ……」


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