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架空ストーリー

第2章 『Le cantique des cantiques』

「…え?」


「いい表情してるねって言ったんだよ」



ええ
聞こえてましたよ

聞こえてたけど、突然だから聞き違いかと思って

もう一度ききたくて


ほめられてパッと咲いた花のように笑ってしまう自分がいる。


これが私の個性

ほめてくれる人がいるのならそう思える。



「こり…んん!
これはなんていう曲なんですか?」


「…キャンディ」


速水さん笑いをこらえているなー


「いい曲ですね」


なにがいいのかわかんないけど、悪くはない

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