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短編集?

第1章 穴ニー

もぞもぞと腰を動かして刺激を求める

入口の性感帯を刺激しながら

ゆっくりと腰を上下して

快楽を生み出していく

記憶の中の

いやな思い出のフタを少しづつ開けていく

診察室

照明器具

ローションに濡れたゴム手袋で

指が入ってくる

あっ、イク

きゅっ、と全身が締まって

慣れ親しんだオーガズムを迎えた

昔の記憶と今の感触がごちゃ混ぜになって

全身を駆け巡る

あの時は女性の看護師さんが

手を握ってくれてたけれど

今の私は

独りぼっち

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