まだ見ぬ世界へ
第6章 俺の名は
沸き上がる衝動から逃げるように俺は浴室に入ると、ノズルを回して頭からシャワーを浴びた。
触れたい。
ずっとそう思っていた人が目の前に……
というか、俺の身体としてここにある。
キュッとノズルを閉めると、曇った鏡に手を伸ばして擦るとそこに映る濡れ髪のニノの姿。
毛先から落ちた雫が雪のような白い肌を滑り落ちていく。
そしてその後を辿るようにその肌に手を滑らせると、ピクっと身体を震わせた。
触れているのはニノの手だけど、その手を通して中の俺に肌の感触は伝わってくる。
身体を震わせたのは俺自身の反応だけど、実際に震えたのはニノの身体。
ニノと俺が混在する。
二「潤くん」
柔らかくって優しい、そして少し高い声で俺の名前を呼ぶ。
その声を発した唇、そして大好きな輪郭を指でなぞると、そのまま俺の意思に従って胸の方へと下りていく。
二「ん…っ」
胸の先に触れた瞬間、吐息交じりに漏れた甘い声。
二「はぁっ、んぁっ…」
自分で何やってんだって思うけど……
ニノの身体を愛撫したらこんな風に声を出すんだって体感すると、その手を止められなかった。
潤『ここも……触ってあげよっか?』
頭の中で囁いた俺の声にゆっくりと瞼をあげる。
鏡に映るニノは頬をほんのり紅く染め、目を潤ませている。
二「触っ…て、潤…くん」
鏡に映るニノが潤んだ目が俺を見つめているよう。
そしてそのニノの言葉は俺に向けて言ってくれいるよう。
そんな風に思えるのは……
きっとそうなりたいってずっと思っていたから。
二「ひゃっ、あっ、いい…っ」
胸の刺激に反応していたニノのモノを掌で包み込んで扱いていく。
どうすれば気持ちよくなるかなんてわかりきっているから、あっという間に限界を迎える。
俺は慌ててノズルに手を伸ばしてシャワーを出す。
二「あっ、あっ、もう……イくっ!」
そのまま掌に吐き出したモノを受け止めた。
ニノの身体を使ってだけど……俺でイッてくれた証拠。
その手を広げると、出しっぱなしのシャワーにあっという間に流されていった。
触れたい。
ずっとそう思っていた人が目の前に……
というか、俺の身体としてここにある。
キュッとノズルを閉めると、曇った鏡に手を伸ばして擦るとそこに映る濡れ髪のニノの姿。
毛先から落ちた雫が雪のような白い肌を滑り落ちていく。
そしてその後を辿るようにその肌に手を滑らせると、ピクっと身体を震わせた。
触れているのはニノの手だけど、その手を通して中の俺に肌の感触は伝わってくる。
身体を震わせたのは俺自身の反応だけど、実際に震えたのはニノの身体。
ニノと俺が混在する。
二「潤くん」
柔らかくって優しい、そして少し高い声で俺の名前を呼ぶ。
その声を発した唇、そして大好きな輪郭を指でなぞると、そのまま俺の意思に従って胸の方へと下りていく。
二「ん…っ」
胸の先に触れた瞬間、吐息交じりに漏れた甘い声。
二「はぁっ、んぁっ…」
自分で何やってんだって思うけど……
ニノの身体を愛撫したらこんな風に声を出すんだって体感すると、その手を止められなかった。
潤『ここも……触ってあげよっか?』
頭の中で囁いた俺の声にゆっくりと瞼をあげる。
鏡に映るニノは頬をほんのり紅く染め、目を潤ませている。
二「触っ…て、潤…くん」
鏡に映るニノが潤んだ目が俺を見つめているよう。
そしてそのニノの言葉は俺に向けて言ってくれいるよう。
そんな風に思えるのは……
きっとそうなりたいってずっと思っていたから。
二「ひゃっ、あっ、いい…っ」
胸の刺激に反応していたニノのモノを掌で包み込んで扱いていく。
どうすれば気持ちよくなるかなんてわかりきっているから、あっという間に限界を迎える。
俺は慌ててノズルに手を伸ばしてシャワーを出す。
二「あっ、あっ、もう……イくっ!」
そのまま掌に吐き出したモノを受け止めた。
ニノの身体を使ってだけど……俺でイッてくれた証拠。
その手を広げると、出しっぱなしのシャワーにあっという間に流されていった。