まだ見ぬ世界へ
第6章 俺の名は
【潤(ニノ)side】()……中身
二『ふー、さっぱりした』
腰にタオルを巻き、髪をわしゃわしゃと拭く俺がこっちに歩いてくる。
自分で言うのも悲しいけど……その身体じゃ全く様にならない。
潤くんがするからこそ、カッコいいんだと思う。
二『どうした?なんか、間違ってる?』
ジッと見つめていたから、キョロキョロと潤くんが俺の身体を見て確かめている。
潤「ううん、別に大丈夫だよ。だだこうやって自分の身体を見てると、つくづくだらしなボディだって実感したよ」
二『そう?そんなことないと思うけど……』
潤「俺にはくびれってのがないよ」
服を捲り上げると、無駄な脂肪のない鍛えられた腹筋が見える。
二『まぁ、それぞれキャラってのがあるしさ……いいんじゃね?』
潤「そうですかねぇ?」
二『じゃあ、想像してみ?ニノがゴリゴリのマッチョに……』
潤「ありえないわ、それ」
即答する自分も何とも言えなけど……ないわ。
二『だろ?なら、気にすんなって』
クシャっと頭を撫でてくれた。
自分で自分を慰めているみたいだけど……
俺の身体になっている潤くんがそう思ってくれていることは素直に嬉しいと思えた。
二『それより、腹減ってたりする?』
潤「あー、減ってるかも」
二『なら、軽く食べていくか』
冷蔵庫に向かうと、材料を確認している。
潤「俺も手伝うよ?」
二『ありがとう。とりあえずレタス洗って、キュウリとトマト切っててくれる?まな板と包丁はそこにあるから』
差し出されたレタスとキュウリとトマトを受け取った。
二『じゃあ、さっと着替えて来る。あっ、下着は取りあえず俺の使うから』
潤「あ、うん。わかった」
朝食を一緒に作ったり、服を借りる的な感じ。
まぁ……服じゃないけど。
でもこの雰囲気って、まさにって思ってしまう。
だだそれを体感しているのは俺だけど俺じゃない。
早く、自分の身体に戻りたい。
でも戻ってしまったら……こんな状況はないんだよね。
二『ふー、さっぱりした』
腰にタオルを巻き、髪をわしゃわしゃと拭く俺がこっちに歩いてくる。
自分で言うのも悲しいけど……その身体じゃ全く様にならない。
潤くんがするからこそ、カッコいいんだと思う。
二『どうした?なんか、間違ってる?』
ジッと見つめていたから、キョロキョロと潤くんが俺の身体を見て確かめている。
潤「ううん、別に大丈夫だよ。だだこうやって自分の身体を見てると、つくづくだらしなボディだって実感したよ」
二『そう?そんなことないと思うけど……』
潤「俺にはくびれってのがないよ」
服を捲り上げると、無駄な脂肪のない鍛えられた腹筋が見える。
二『まぁ、それぞれキャラってのがあるしさ……いいんじゃね?』
潤「そうですかねぇ?」
二『じゃあ、想像してみ?ニノがゴリゴリのマッチョに……』
潤「ありえないわ、それ」
即答する自分も何とも言えなけど……ないわ。
二『だろ?なら、気にすんなって』
クシャっと頭を撫でてくれた。
自分で自分を慰めているみたいだけど……
俺の身体になっている潤くんがそう思ってくれていることは素直に嬉しいと思えた。
二『それより、腹減ってたりする?』
潤「あー、減ってるかも」
二『なら、軽く食べていくか』
冷蔵庫に向かうと、材料を確認している。
潤「俺も手伝うよ?」
二『ありがとう。とりあえずレタス洗って、キュウリとトマト切っててくれる?まな板と包丁はそこにあるから』
差し出されたレタスとキュウリとトマトを受け取った。
二『じゃあ、さっと着替えて来る。あっ、下着は取りあえず俺の使うから』
潤「あ、うん。わかった」
朝食を一緒に作ったり、服を借りる的な感じ。
まぁ……服じゃないけど。
でもこの雰囲気って、まさにって思ってしまう。
だだそれを体感しているのは俺だけど俺じゃない。
早く、自分の身体に戻りたい。
でも戻ってしまったら……こんな状況はないんだよね。