まだ見ぬ世界へ
第6章 俺の名は
【ニノ(潤)side】()……中身
二「なっ、なにするんですか!」
相『いいから…ね?』
痛いくらいにニノの身体をギュッと抱きしめて包み込むから逃げることが出来ない。
相「松潤が誘うなんてさ、初めてだったじゃん。だから『絶対にいける』って俺はニノの告白の後押しした」
確かに相葉くんの言う通り、ニノを誘ったのは初めてだ。
でもその行動がなんで『絶対にいける』ってことになるんだ?
それに告白って……なんだ?
色々と疑問はあるけど、本来なら知っていることなので聞くことはできない。
だだニノ……つまりは俺が黙っていれば、相葉くんはその気持ちを汲み取りながら話してくれるはず。
ゴメン。
その優しさを利用しちゃうけど……聞かせて?
相『だって俺、ニノの気持ちは痛いほどわかるもん。だって一緒でしょ?好きな人が男で……ましてや、メンバーを好きだなんてさ』
その言葉に相葉くんに包まれている腕の中でピクっと身体が震えた。
ニノの好きな人が……男?
そして……それはメンバーの中に?
待て。
いや、待て待て。
その流れで行くと、ニノの好きな人って……
相『だからこそ成就して欲しかった。勝手だけどさ、ニノは俺の希望だもん。上手くいけば俺もってさ……』
相葉くんは抱きしめていた腕を解くと、顔を上げた俺……ニノを真っ直ぐに見つめた。
相『松潤がニノの告白にどんな返事をしたかはわからないけど……諦めるの?』
相葉くんがわからないのと同じように俺にもわからない。
告白されたのを覚えていないだけなのか……
そもそも告白自体なかったのか……
そしてそれは逆も言える。
同じことをしようとしていた俺自身にも。
でもあり得ない状況下で俺は……ニノの気持ちを知った。
二「諦めない……絶対に諦めない」
相『そう来なくっちゃ!』
ニヤっと笑って見せると、ニカッと相葉くんは笑い返してくれた。
相『じゃぁ俺も頑張る!』
二「えっ?」
相『告白する!……』
その後の言葉に俺は相葉くんがメンバーの誰が好きなのかを知った。
二「なっ、なにするんですか!」
相『いいから…ね?』
痛いくらいにニノの身体をギュッと抱きしめて包み込むから逃げることが出来ない。
相「松潤が誘うなんてさ、初めてだったじゃん。だから『絶対にいける』って俺はニノの告白の後押しした」
確かに相葉くんの言う通り、ニノを誘ったのは初めてだ。
でもその行動がなんで『絶対にいける』ってことになるんだ?
それに告白って……なんだ?
色々と疑問はあるけど、本来なら知っていることなので聞くことはできない。
だだニノ……つまりは俺が黙っていれば、相葉くんはその気持ちを汲み取りながら話してくれるはず。
ゴメン。
その優しさを利用しちゃうけど……聞かせて?
相『だって俺、ニノの気持ちは痛いほどわかるもん。だって一緒でしょ?好きな人が男で……ましてや、メンバーを好きだなんてさ』
その言葉に相葉くんに包まれている腕の中でピクっと身体が震えた。
ニノの好きな人が……男?
そして……それはメンバーの中に?
待て。
いや、待て待て。
その流れで行くと、ニノの好きな人って……
相『だからこそ成就して欲しかった。勝手だけどさ、ニノは俺の希望だもん。上手くいけば俺もってさ……』
相葉くんは抱きしめていた腕を解くと、顔を上げた俺……ニノを真っ直ぐに見つめた。
相『松潤がニノの告白にどんな返事をしたかはわからないけど……諦めるの?』
相葉くんがわからないのと同じように俺にもわからない。
告白されたのを覚えていないだけなのか……
そもそも告白自体なかったのか……
そしてそれは逆も言える。
同じことをしようとしていた俺自身にも。
でもあり得ない状況下で俺は……ニノの気持ちを知った。
二「諦めない……絶対に諦めない」
相『そう来なくっちゃ!』
ニヤっと笑って見せると、ニカッと相葉くんは笑い返してくれた。
相『じゃぁ俺も頑張る!』
二「えっ?」
相『告白する!……』
その後の言葉に俺は相葉くんがメンバーの誰が好きなのかを知った。