まだ見ぬ世界へ
第6章 俺の名は
【ニノside】
潤くんの首筋に顔を埋める。
潤『俺と……付き合ってください』
俺を真っ直ぐ見つめて伝えてくれた言葉。
大人になればそのままの流れで……って感じになるから、あえて言葉にしたり、確認する事ってほとんどない。
でもこうやって言葉にしてくれると、本当に潤くんと付き合うんだって思った。
「ふふっ」
潤『ん、どうした?』
幸せ過ぎて笑っちゃうなんて、自分でも驚いた。
でもそれくらい今は幸せで仕方ない。
だって……
こんな日が来るなんて思ってもなかった。
「なんでもなーい」
潤『なんだよ、それ』
そして潤くんの声からも笑顔が想像できる。
でも人って欲深い。
付き合えただけでも嬉しいはずなのに、すぐ次を求めてしまう。
もっと近づきたい。
もっと触れたい。
今日の今日でって引かれるかもしれないけど、ずっと気持ちを抑え込んできた。
一度、蓋を開けたらもう……止められない。
「ねぇ……潤くん」
潤『ん、なに?』
埋めていた顔を上げてジッと潤くんを見つめていたら、ゆっくり顔が近づいてきたから瞼を閉じた。
カッコ良すぎて凝視できなかったし、このシチュエーションは……って思った。
そしてその予想は当たっていた。
唇に柔らかいモノが優しく触れる。
それは……潤くんの唇。
瞼をゆっくりと上げると、熱を帯びた潤くんの瞳が俺を見つめていた。
潤『したかったんじゃないかって思ったんだけど……あってた?』
俺はコクリと頷くことしか出来なかった。
潤『じゃあ……もっとしてもいい?』
俺は再び、コクンと頷くと首筋に顔を埋めた。
潤『ありがとう』
潤くんは髪にキスを落とすと、俺を抱えたまま歩き出した。
もっと……って、期待していいの?
俺が望んでいる事にまた気がついてるの?
潤『ゴメン。手が離せないから……開けてくれる?』
首筋に埋めていた顔を離し、手を伸ばしドアを開けるとそこは寝室だった。
潤くんの首筋に顔を埋める。
潤『俺と……付き合ってください』
俺を真っ直ぐ見つめて伝えてくれた言葉。
大人になればそのままの流れで……って感じになるから、あえて言葉にしたり、確認する事ってほとんどない。
でもこうやって言葉にしてくれると、本当に潤くんと付き合うんだって思った。
「ふふっ」
潤『ん、どうした?』
幸せ過ぎて笑っちゃうなんて、自分でも驚いた。
でもそれくらい今は幸せで仕方ない。
だって……
こんな日が来るなんて思ってもなかった。
「なんでもなーい」
潤『なんだよ、それ』
そして潤くんの声からも笑顔が想像できる。
でも人って欲深い。
付き合えただけでも嬉しいはずなのに、すぐ次を求めてしまう。
もっと近づきたい。
もっと触れたい。
今日の今日でって引かれるかもしれないけど、ずっと気持ちを抑え込んできた。
一度、蓋を開けたらもう……止められない。
「ねぇ……潤くん」
潤『ん、なに?』
埋めていた顔を上げてジッと潤くんを見つめていたら、ゆっくり顔が近づいてきたから瞼を閉じた。
カッコ良すぎて凝視できなかったし、このシチュエーションは……って思った。
そしてその予想は当たっていた。
唇に柔らかいモノが優しく触れる。
それは……潤くんの唇。
瞼をゆっくりと上げると、熱を帯びた潤くんの瞳が俺を見つめていた。
潤『したかったんじゃないかって思ったんだけど……あってた?』
俺はコクリと頷くことしか出来なかった。
潤『じゃあ……もっとしてもいい?』
俺は再び、コクンと頷くと首筋に顔を埋めた。
潤『ありがとう』
潤くんは髪にキスを落とすと、俺を抱えたまま歩き出した。
もっと……って、期待していいの?
俺が望んでいる事にまた気がついてるの?
潤『ゴメン。手が離せないから……開けてくれる?』
首筋に埋めていた顔を離し、手を伸ばしドアを開けるとそこは寝室だった。