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【ニノside】


「潤…く…んっ、待っ…て」

熱に浮かされる中で何とか言葉を絞り出す。

潤『ん、なに？』

「く…苦しい…よ」

潤『ごめん、ごめん、だってさ……ニノが可愛すぎるからさ』

そういって頬や額にたくさんのキスを落としていく。

「ぁぁ…っ」

その唇はゆっくりと下がっていって、そして舌が首筋をなぞるように這った。


触れられる部分とかかる吐息が熱くてたまらない。


潤『服…脱がすよ？』

その言葉に素直に身体は動き、少し上半身を起き上がらせると勢いよく服が脱がされ、潤くんもあっという間に服を脱ぎ捨てた。

潤『綺麗な……肌だね』

潤くんの綺麗な指が身体を優しく撫で回す。

「んっ、ぁっ…ホント…に？」

潤くんになってみた俺の身体は見事なだらしなボディ。

それに当たり前だけど女性でもない。


どこに綺麗と呼ばれる要素がある？


潤『ホントだよ。雪みたいに白い肌なんか堪んないよ？』

ワザと音を立てながら身体のあちこちにチュッとキスを落とす潤くんの柔らかい唇を肌で感じる。


擽ったいけど……気持ちいい。


「あぁぁ…っ」

でも唇が胸の先に触れた瞬間、漏れる声と震える身体を止めることが出来なかった。

潤『だけど一番はその反応。もう……堪んない』

「やぁっ、あんっ、ダメ…っ」

強弱をつけながら胸の先を吸われたり、舌先で舐められるだけでもおかしくなりそうなのに、もう一方も指先で撫でたり弾いたりしてくる。

潤『ここも……触ってあげよっか？』

低い声で耳元で囁かれると、潤くんの手は迷うことなく下へと滑り降りていく。


目指す場所は……触れて欲しくてもう反応してる。


「触っ…て、潤…くん」

自分でも不思議なくらい素直に言葉が漏れた。


潤『もちろん、直接…ね』

「やぁっ、ま、待って…ひゃぁぁっ」

返事を待つことなくズボンを下着ごと脱がされ、プルっと飛び出した俺のモノに直接触れた。