まだ見ぬ世界へ
第6章 俺の名は
【ニノside】
知性を全く感じさせない翔ちゃんのアホ面。
そして後ろに目線をやるとまさにハトが豆鉄砲を食らったような顔という表現がぴったり合う相葉さん。
相『ちょっ、ニノ!』
「うわっ、な…なんですか?」
バカ力で俺の腕を引っ張ってその場から離れさせられる。
相『なんで翔ちゃんがいるんだよ!』
「いや、翔ちゃんがいないなんていってないし」
相『だって飲みに行くって……ニノと2人だって思うだろ』
「2人だなんて言ってないし」
相『いつも2人じゃんか!』
頭を掻きむしって慌てふためく相葉さんは見ていて楽しい。
まぁ、その姿を見たいってのもあったけど、本来の目的はそれじゃない。
「告白、するんでしょ?」
相『えっ、あ…それは……また…さ』
ストレートに攻めると、恥ずかしいのかモゴモゴ口籠ってしまった。
「私はそのきっかけを作ってあげたんです。感謝して下さいよ」
相『そ、そんなの頼んでねーし!』
だぶん想いを伝える覚悟はできているんだと思う。
そしてその最後の一歩ってとてつもない大きな一歩で……
その一歩を踏み出すために俺と潤くんは背中を押そうって決めたんだ。
俺たちの背中を押してくれたお礼にね?
「ほら、行きますよ」
相『えっ、ちょっと待ってよ!』
今度は俺がグイグイと腕を引っ張って潤くんと翔ちゃんのいる場所へと連れて行った。
翔『おいっ、それ…俺のだろ!』
入った瞬間、翔ちゃんの慌てる声と潤くんがグビグビとビールを飲む姿。
あぁ、もう痺れを切らしたんだね。
翔ちゃんも往生際が悪いんだから……
翔『おい、今日は送ってくれるって言ったから俺飲んだんだぞ』
「あ、それは相葉さんが送ってくれるんで大丈夫ですよ」
翔相『『えっ?』』
俺の提案に再びのアホ面×2到来。
これで俺たちは2人っきりになる状況を作る事ができたし、俺たちはそろそろお役御免……だよね?
そんな気持ちを込めて潤くんを見つめた。
知性を全く感じさせない翔ちゃんのアホ面。
そして後ろに目線をやるとまさにハトが豆鉄砲を食らったような顔という表現がぴったり合う相葉さん。
相『ちょっ、ニノ!』
「うわっ、な…なんですか?」
バカ力で俺の腕を引っ張ってその場から離れさせられる。
相『なんで翔ちゃんがいるんだよ!』
「いや、翔ちゃんがいないなんていってないし」
相『だって飲みに行くって……ニノと2人だって思うだろ』
「2人だなんて言ってないし」
相『いつも2人じゃんか!』
頭を掻きむしって慌てふためく相葉さんは見ていて楽しい。
まぁ、その姿を見たいってのもあったけど、本来の目的はそれじゃない。
「告白、するんでしょ?」
相『えっ、あ…それは……また…さ』
ストレートに攻めると、恥ずかしいのかモゴモゴ口籠ってしまった。
「私はそのきっかけを作ってあげたんです。感謝して下さいよ」
相『そ、そんなの頼んでねーし!』
だぶん想いを伝える覚悟はできているんだと思う。
そしてその最後の一歩ってとてつもない大きな一歩で……
その一歩を踏み出すために俺と潤くんは背中を押そうって決めたんだ。
俺たちの背中を押してくれたお礼にね?
「ほら、行きますよ」
相『えっ、ちょっと待ってよ!』
今度は俺がグイグイと腕を引っ張って潤くんと翔ちゃんのいる場所へと連れて行った。
翔『おいっ、それ…俺のだろ!』
入った瞬間、翔ちゃんの慌てる声と潤くんがグビグビとビールを飲む姿。
あぁ、もう痺れを切らしたんだね。
翔ちゃんも往生際が悪いんだから……
翔『おい、今日は送ってくれるって言ったから俺飲んだんだぞ』
「あ、それは相葉さんが送ってくれるんで大丈夫ですよ」
翔相『『えっ?』』
俺の提案に再びのアホ面×2到来。
これで俺たちは2人っきりになる状況を作る事ができたし、俺たちはそろそろお役御免……だよね?
そんな気持ちを込めて潤くんを見つめた。