まだ見ぬ世界へ
第7章 生涯何があっても愛する人へ
『あー、もうっ!どうしてそんなに可愛いの…っ』
相葉さんが勢いよく抱きつき、ベッドに押し倒された。
『誰がなんて選べないことなんてわかってるよ』
クスッと笑いながら俺の頭を撫でてくれる翔ちゃんはどこか嬉しそう。
『俺らの事……全員好きなんだもんな』
得意げな表情で俺を見下ろす潤くんに俺は素直にコクンと頷いた。
『でも……俺って言って欲しかったな』
『『『リーダー!』』』
『もぉ、冗談じゃんか』
拗ねて見せたリーダーだけど、非難の目を向けられて一層背中が丸まって小さく見えた。
「ぷっ、あははっ!」
『こーら、何ひとりで笑ってんだよ』
ムニっと頬をリーダーに摘まれる。
こうやってメンバーがあーだこーだ言い合っているのを見るのが大好きだ。
1人で仕事したって……
いつだって帰ってくるところはここ。
そう、ここなんだ。
そして、帰ってくる場所があるから頑張れる。
『ニノ、大丈夫だよ』
リーダーが摘んでいた手を離すと、俺の目尻を拭った。
『心配することなんてない』
翔くんがリーダーと反対の目尻を指で拭った。
『俺らはちゃーんとわかってるよ』
相葉くんが俺の頬を優しく包み込んだ。
『ずっとそばにいる』
潤くんが指を絡ませて手をギュッと握ってくれた。
ずっと抱えていた不安。
それは小さくなったり大きくなったりを繰り返し、永遠に消えることはない
そしてきっと新たな不安も襲い掛かってくる。
でもその時はまた……救ってくれるよね?
『大好きだかんな』
『大好きだよ』
『だーい好き』
『大好きだから』
言葉と俺の身体に……伝えてくれるよね?
相葉さんが勢いよく抱きつき、ベッドに押し倒された。
『誰がなんて選べないことなんてわかってるよ』
クスッと笑いながら俺の頭を撫でてくれる翔ちゃんはどこか嬉しそう。
『俺らの事……全員好きなんだもんな』
得意げな表情で俺を見下ろす潤くんに俺は素直にコクンと頷いた。
『でも……俺って言って欲しかったな』
『『『リーダー!』』』
『もぉ、冗談じゃんか』
拗ねて見せたリーダーだけど、非難の目を向けられて一層背中が丸まって小さく見えた。
「ぷっ、あははっ!」
『こーら、何ひとりで笑ってんだよ』
ムニっと頬をリーダーに摘まれる。
こうやってメンバーがあーだこーだ言い合っているのを見るのが大好きだ。
1人で仕事したって……
いつだって帰ってくるところはここ。
そう、ここなんだ。
そして、帰ってくる場所があるから頑張れる。
『ニノ、大丈夫だよ』
リーダーが摘んでいた手を離すと、俺の目尻を拭った。
『心配することなんてない』
翔くんがリーダーと反対の目尻を指で拭った。
『俺らはちゃーんとわかってるよ』
相葉くんが俺の頬を優しく包み込んだ。
『ずっとそばにいる』
潤くんが指を絡ませて手をギュッと握ってくれた。
ずっと抱えていた不安。
それは小さくなったり大きくなったりを繰り返し、永遠に消えることはない
そしてきっと新たな不安も襲い掛かってくる。
でもその時はまた……救ってくれるよね?
『大好きだかんな』
『大好きだよ』
『だーい好き』
『大好きだから』
言葉と俺の身体に……伝えてくれるよね?