まだ見ぬ世界へ
第7章 生涯何があっても愛する人へ
【翔side】
『翔…』
「ん、どうした?」
カズの中に自身を全て埋めて、腰を動かそうとした瞬間に呼び止められる。
『好き…本当に大好き、翔』
声は小さいけど、大きなカズの気持ちが伝わってきた。
「カズ…っ」
俺はギュッとカズを抱きしめた。
こうやって言葉で気持ちを伝えてくれたのは初めてだ。
カズは恥ずかしがり屋で天邪鬼。
『好き』って伝えても『知ってる』と返されたり、コクリと頷くのが精いっぱい。
『好き?』って聞いても『わかってるでしょ』ってさらりと質問をかわしたり、こちらもコクリと頷くのが精いっぱい。
だだ俺は真剣に言葉を求めてはいないし、どちらかと言えば照れる反応を見るためにってのもある。
それにカズの気持ちなんて言葉にしなくったって、十分に伝わってくる。
まぁ、他の人が見たって絶対に気づかないけどね?
俺らだけがわかる……優越感ってやつ。
「俺も大好き……愛してるよ、カズ」
身体を少し離し、俺を見上げるカズを真っ直ぐ見つめて伝えると涙が溜まっていくのがわかる。
『俺も……だからお願い、いっぱい……愛して』
「もちろん、任せろ」
離さないと締め付けるカズの中で俺も必死にいい場所を刺激する様に腰を激しく打ちつける。
「しょ…うっ、あぁっ、翔…っ」
「カズっ、カズ…っ」
互いを求めるように名前を何度も呼んだ。
互いの存在を確かめるように何度も名前を呼ぶ。
改めて実感した。
俺にはいつだってカズは必要で、カズもいつだって俺が必要なんだって。
まぁ……それは俺だけじゃないんだけどね。
『カズぅ~』
「うわ…っ」
相葉くんが俺に体当たりしてどかすと、カズを抱き起こす。
「あんま、激しくすんなよ?」
『わかってるって!』
その返事は信用ならないが……今日は仕方ないかもな。
「いつも以上に、愛してもらえよ?」
相葉くんの胸に顔を埋めるカズの髪をクシャっと撫でると、コクンとそこで頷いた。
『翔…』
「ん、どうした?」
カズの中に自身を全て埋めて、腰を動かそうとした瞬間に呼び止められる。
『好き…本当に大好き、翔』
声は小さいけど、大きなカズの気持ちが伝わってきた。
「カズ…っ」
俺はギュッとカズを抱きしめた。
こうやって言葉で気持ちを伝えてくれたのは初めてだ。
カズは恥ずかしがり屋で天邪鬼。
『好き』って伝えても『知ってる』と返されたり、コクリと頷くのが精いっぱい。
『好き?』って聞いても『わかってるでしょ』ってさらりと質問をかわしたり、こちらもコクリと頷くのが精いっぱい。
だだ俺は真剣に言葉を求めてはいないし、どちらかと言えば照れる反応を見るためにってのもある。
それにカズの気持ちなんて言葉にしなくったって、十分に伝わってくる。
まぁ、他の人が見たって絶対に気づかないけどね?
俺らだけがわかる……優越感ってやつ。
「俺も大好き……愛してるよ、カズ」
身体を少し離し、俺を見上げるカズを真っ直ぐ見つめて伝えると涙が溜まっていくのがわかる。
『俺も……だからお願い、いっぱい……愛して』
「もちろん、任せろ」
離さないと締め付けるカズの中で俺も必死にいい場所を刺激する様に腰を激しく打ちつける。
「しょ…うっ、あぁっ、翔…っ」
「カズっ、カズ…っ」
互いを求めるように名前を何度も呼んだ。
互いの存在を確かめるように何度も名前を呼ぶ。
改めて実感した。
俺にはいつだってカズは必要で、カズもいつだって俺が必要なんだって。
まぁ……それは俺だけじゃないんだけどね。
『カズぅ~』
「うわ…っ」
相葉くんが俺に体当たりしてどかすと、カズを抱き起こす。
「あんま、激しくすんなよ?」
『わかってるって!』
その返事は信用ならないが……今日は仕方ないかもな。
「いつも以上に、愛してもらえよ?」
相葉くんの胸に顔を埋めるカズの髪をクシャっと撫でると、コクンとそこで頷いた。