無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

脱力し、身体全体で息を整えている間に足を大きく広げる。

そして露になったソコにローションをたっぷり纏わせた指で周りを撫でてからゆっくりと入れる。

『んっ…ぁぁっ』

潤は違和感を感じ、少しだけ苦痛の声を漏らした。

「辛くなったら、言えよ」

『う…ん』


可愛い潤を今すぐにでも……って焦る気持ちは毎度の事。

でもなるべく潤に負担はかけたくない。


だからいつも準備はイった直後にするようにしてる。

身体に余計な力が入らず、俺も比較的やりやすい。


ほら、俺……不器用じゃん。

で、潤も……不器用じゃん。


ほんと、ここに辿り着くまでの道のりがどれだけ遠かった事か。

『痛いぃぃぃぃぃ』と潤に叫ばれ、思いっきり蹴られたことが何度あったか。

そして裸で悶え苦しむ俺にこちらも裸の潤が慌てて謝ってくる。

その状況によく２人で吹き出して笑ってた。


紆余曲折あったけど、全部潤とのいい思い出だ。
　

ローションを足しつつ、少しずつ中で円を描くように広げて、そして指を増やしていく。

『んぁぁぁ…っ、ソコ…っ、やぁぁ…』

回数を重なればあっという間に潤のいい所に刺激を与えられ、苦痛を快感へと変えられた。

目の前にある潤のモノは再び硬さを取り戻し、先端を先走りで光らせる。

「そろそろ…いいか？」

『いい…よ、きて？』

潤に覆いかぶさると、ゆっくりと瞼を開けて俺を見つめると照れくさそうに微笑んだ。

「ホント、マジ……可愛すぎ」

額にかかる前髪をかき分け、チュッとキスを落とした。

『可愛くないってば』

「いーや、誰よりも可愛い」

『その根拠のない自信はどこからくるのよ』

「俺が可愛いって言ってんだからそれでいいだろ？比べるもんじゃねーし、ましてや確かめるために見せる気もない」

『あっ、当たり前だ』

顔を真っ赤にして怒る潤。


うん、これもまた……可愛いぞ。