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まだ見ぬ世界へ

第11章 アイツは可愛い年下の男の子

『バカってなんだよ……イテッ』

不満げな表情の潤の額にペチッとデコピンをお見舞してやった。

「あのなー、何でもそうだけど早けりゃいいってもんじゃない。潤が例え最後だったとしても、俺は潤に祝ってもらう事が一番嬉しいの。潤がしてくれることは何だって一番なんだよ」

『メンバ―……よりも?』

「あたりめーだ」

言い切った俺の言葉が余程嬉しかったのか、潤の顔がパッと綻ぶ。

「メンバーに嫉妬すんじゃねーよ。あいつらに勝ち目はないし、そもそも俺……潤と付き合ってるって他のメンバーに伝えてるよ?」

『えっ!?』

俺の告白にビックリして勢いよく起き上がる。

「ダメだったか?」

『いや……ダメじゃ…ないけ…ど』

メンバーが知っているという事に対して急に恥ずかしくなったのか、語尾が段々と小さくなっていく。


でも潤の顔はどこか嬉しそう。


「いつ、どんな時だって……潤が一番だよ」

少し赤くなった頬を掌で優しく包み込み、チュッとキスをした。

『俺も……翔が一番だから』

潤も俺にチュッとキスをしてくれた。

「じゃぁ……シますか!」

『えっ、うわ…っ!』

潤を再び、ベッドに沈めて覆いかぶさった。

「今日は誕生日祝いって事で、手加減しねーからな」

ニヤっと笑うと、潤の脚を大きく押し広げて俺のモノを宛がう。

『いや、それはダメだって。だって明日は、VS嵐の収録……んあぁっ』 


反論を止めるのは下の口を塞ぐのが一番……なんてな。


「大丈夫だって。きっとアイツらがフォローしてくれるから……な?」

『あんっ、で…でも…っ』

緩々と腰を動かすと、それに合わせて甘い声が漏れる。

「今日はとことん、付き合ってもらうぞ」

『んぁぁぁ…っ』

潤のいい所めがけて腰を打ちつけると、快感で弓なりに背中を反らした。

「身体は正直だな……って事で、覚悟しろよ」


って、余裕見せてるけど……

危うく潤より先にイキそうだった。

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