無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞｯ…


俺は今、うつ伏せで寝ている潤の下半身に跨っている。

『あっ、そこ…っ、気持ち…ぃ』

部屋に響く潤の喘ぎに似た声と、工事現場の音……のマッサージ器。

あれから本当に２回したので、潤の腰と……たぶんアソコは悲鳴をあげている。


そして俺の腰も……ヤバい。


抱いても抱いてもまだ足りない。

リミッターを外せばどこまでも潤に貪欲なんだって思ったけど、その想いに身体はついていけないみたいだ。


『あのさ……』

「ん？」

『なんか、お尻に当たってるんですけど』

首だけ振り返った潤がジト目を俺に向ける。

「潤がえっろい声、出すからだろーが」

俺のアソコだけはまだまだ元気で、跨る潤のお尻に当たっているみたいだ。

『まだ、し足りないの？』

「出来るならずーっとしてたいよ」

『あんっ、止めろ…っ』

目の前のお尻をやんわりと揉むと、可愛い声を上げた。

「そんな声出して……誘ってる？」

顔を真っ赤にする潤に覆いかぶさるように近づき、チュッと耳に吐息を吹きかけた。

『ふぁ…っ、やめ…ろ』

そのままペロッと耳朶を舐めるとプルっと震えた。


あー、なんでこんなに可愛い反応をするんだろう。

そしてその反応を俺がさせてるってのがまた堪んない。


「なぁ、優しくするから、もう１回……」

『ダメに決まってんだろ！』

「いて…っ」

両頬を指で摘まむと、思い切り引っ張られる。

『これで我慢しろ』

「んーっ！」

ブチューっと言わんばかりに唇を押しつけてきた潤。

『ほら、マッサージの続き！』

バタっとまたうつ伏せになると、ポンポンと腰の辺りを叩いてマッサージを催促する。


きっと枕に埋もれている潤の顔は真っ赤だろうな。

ホント、いちいち可愛いんだから。


俺はいつだって可愛い潤に翻弄されっぱなしだ。

そしてそんな潤は俺だけの潤。



これからも、ずっーとな。



「りょーかい」

マッサージ器を腰に当てた。


ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞｯ…


「あっ、ソコ……いぃ」


ダメだ。

今は我慢だ、我慢。


欲を抑えるようにグッとマッサージ器を押しあてた。