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つかず、離れず

第5章 orange

部屋に着き早速ニノと相葉くんが

和「俺たちマッサージ行ってくる」

雅「うん!」

と、僕たちの有無も聞かず荷物を置きそそくさとマッサージへ行ってしまった。今現在俺と松潤、智くんが同じ部屋にいるんだけど2対1の構図ができてしまうほど距離が開いて気まずい状況だ。

翔「あのさ、どこ行ってたの?俺がいない時」

潤「どこってご飯食べにだよ。あれ知らなかった?」

知ってるよ。知ってたけどさそういうんだったら智くんからちょっと離れて欲しいし、なんなら俺に気遣えよ。お茶どう?いる?って何ずっと肩組んでイチャイチャしてんだよ。

翔「こうしててもさ仕方ないし売店とか行かない?」

潤「売店とかあった?」

翔「あったよ、その近くにゲーセンもあったし行かない?」

とにかくここを出てあの腕を智くんの肩からどかしたい

潤「うーん、」

翔「…………さ、大野さんは?」

智「俺はどっちでもいいけど」

翔「じゃあ行こう!」

智「うん」

潤「まじでぇ?」

翔「なんでも買ってあげるから!ハイハイ行こう」

智くんの腕と松潤の腕を引っ張りそれで2人は引き裂かれるように別れ俺の両サイドに来る。そのまま2人の腕に手を巻きつけ部屋を出る。智くんは無表情いつも通り。松潤は…多分言わなくてもわかるだろう。

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