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俊光と菜子のホントの関係

第10章 『抑えきれなくて』








 あ。ヤバい。



 熱い。



 目も反らせない。




 体の至るところが、どんどんドクドクしていくのがわかる。



 ヤバい。



 ダメだ。



 こんなのもう……



 抑えられるわけがないってっ――







「菜子っ……」



「ひゃっ――」





 次の瞬間にはもう、



 俺は菜子を強く抱きしめていて、



 おでこに唇を当てていた。




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