俊光と菜子のホントの関係
第10章 『抑えきれなくて』
あーあ。本当、俺ってバカ光だし、最低最悪だよなぁ……。
「うっ、やばっ……!」
罪の意識の次は、下の方に強い違和感がっ……。
うわー……。これ、今度こそダメなヤツだ。どうしようもないぐらいドクドクとしてる。
ここまできたら、もう自慰をするしか……って、いやいやっ。ダメだろっ。それだけは何がなんでもダメだっ。そんなことしようものなら、菜子しか頭に浮かばないしっ。
菜子で抜いたりしたら……俺は終わりだ。
だけど……どうすんだ、コレ……。
どうにもこうにも収まらない下半身をどうすることも出来ずに、ただただボー然として眺めていた。