無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

　でも、今の私は、ただ好きっていうだけじゃない。

　私は……お兄ちゃんである俊光君と、エッチなことまでしたいって思っちゃっている。


　今日初めて俊光君の姿を見た時から、あの『オーマイガー』が頭の中でずっとチラチラして、あのムズムズウズウズまでも発症中で。

　隣で食べている俊光君に触りたい。

　また抱きしめてデコチューしてほしい。

　胸もムニッて触ってほしい。


　そんなやらしいことばかりを、ずーっと望んだりしちゃっている。

　私のこんなやらしい部分を、もし俊光君が知っちゃったりしたら……思い悩んで苦しんじゃうよね。俊光君優しいから、『実の妹を変な気持ちにさせてしまった』とか言って自分を責めちゃいそう……。胸をうっかり触っちゃっただけであんなに謝るぐらいだもん。きっとそうなるに違いないよ。


　そんな思いを俊光君にさせたくない。


　だから私――決めたんだっ。