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俊光と菜子のホントの関係

第28章 特別編『菜子の誕生日お祝いデート(後編)』


「何を今さらショックを受けてるんだよ。白目なんて、変顔とか寝顔とかで、昔から俺によく見せてただろ?」

「そうだけどっ、オーマイガーで白目なんて、ロマンチックもへったくれもないじゃん!」


 ホントにショックで半泣きしながら言い返してるのに、俊光君にイタズラっぽく笑われた。


「悪い。白目は嘘だ」

「なぁっ……!」


 ガーン、二回目。

 俊光君、いくらなんでも意地悪が過ぎるよぉっ!


「本当は……スゲー可愛かった」

「っ……へぇっ?」


 頭にきて胸をドンッと殴ってやろうとしたのに、真っ直ぐに見つめられながらの一言で、逆に胸をドキッと打たれちゃった。


「気持ちいいと感じながら必死にしがみついて、子供みたいな泣き顔をして、幼い声を震わせて……スゲー可愛かった」

「…………と……俊光くーん。それ、もっと恥ずかしい……」


 こんなら、ホントに白目むいちゃって笑われていた方が、まだマシだったよぉー。

 限界来て、手で顔を覆う私。お約束のごとく手をどかされるかなと思ったけど、俊光君は、手をどかしたりしないで、そのまま私を優しく包み込むように抱きしめてくれた。


「っ……俊光君……」


 俊光君のしっくりきて安心出来て心地いい温もりが、全身から伝わってきて、私の恥ずかしい気持ちを和らげる。

 手を顔からそっと離すと、俊光君の顔が目と鼻の先に。すぐに唇と唇がチュッとくっついて、オデコとオデコもコツンとくっついた。

 これだけでも、アソコがまたムズムズウズウズしてきちゃう。もう一回、俊光君に触ってほしいなんて考えたりもしちゃう。

 私の体、もっと変になっちゃったかも。


「……ごめん菜子。俺もさっきからずーっと限界なんだ。
 もう、菜子の中に挿れても……いいか?」

「いれっ……?」


 はっ。そうだった。オーマイガーには、まだ続きがあるんだよね。

 無修正のエッチビデオみたいに、アソコとアソコをズドンして、ズコバコパンパンピュッピュってしなきゃだもんね。


「うんっ、いいよ。オッケーカモンだよっ」


 今度こそアソコの鬼激痛に耐えきって、

 今度こそエッチぃ意味で、俊光君と一緒に『オーマイガー!』ってなるんだからっ!



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