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愛が、いっしょに

第1章 1

         6

 徹は、わたしを抱いて、キスをした。
 舌で、唇を撫でる。
 キスをしながら、わたしの、ゆかたを、脱がしはじめた。
 わたしが、ブラジャーをしているので、ちょっと驚いたようだ。
 「作業をすると言うから」
 「はずしてもいい?」
 「はずさないと、セックスはできなくてよ」
 わたしの乳房が、あらわれた。
 徹は、乳首にキスをする。
 舌で、乳首を、チロチロと舐める。
 なんとなく、いい気持ちになってきた。
 だけど、その舐めるのが、いつまでも続くので、なんとなくとは言えなくなってきた。
 「徹さん、
  いい気持ち」
 徹は、
 「そう、
  いい気持ちになれるんだよ、
  セックスは」
 と言い、舐め続ける。
 右の乳首を舐め、左の乳首を舐め、そしてまた右の乳首左の乳首と…
 わたしは、気持ちよさに、胸をくねらせてしまう。
 ウーンウーンと、出そうと思っていないのに、声が出てしまう。
 それでもまだ、乳首を舐め続ける。
 声だけじゃなく、息もはやくなる。
 こんなに、気持ちいいものなのか。
 セックスとは。
 徹は、乳首から、首すじ、肩、お腹、とだんだん下がっていき、パンティのうえから、あそこを舐める。
 「伽耶さん、
  足をひらくよ」
 徹は、手で、わたしの足をかかえて、ひらく。
 また、パンティのうえから、舐めはじめた。
 あそこに、舌を、まわすように、やわらかく押しつけてくる。
 もう、あそこが、じんじんしてきた。
 わたしは、徹の髪を撫でながら、
 「徹さん、
  気持ちいい」と言い続けた。
 徹の舌が離れた。
 わたしは、もっとしてほしいと思ったが、それをどう言えばいいのか、わからない。

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