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愛はあふれる

第1章 愛はあふれる

         6

 2日目。
 ブラジャーをはずし、Tシャツとパンティだけの姿で、布団に寝た。
 きのうと同じように、あたしにささやきながら、全身を撫でる。
 そして、Tシャツの下から手を入れて、おっぱいを撫ではじめた。
 ブラジャーをはずしたので、たぶん直接撫でるだろうなと思っていたが、あたしが思っていたのとは、すこし違った。
 おっぱいを揉むのではなく、てのひらというより指を揃えて、珍しいものだから触ってみるという感じで撫でるのだ。
 そしてその指が、ときどき乳首に触れる。
 偶然に触れてしまったかのように。
 その偶然が何回も重なり、乳首だけを撫ではじめた。
 なんか、気持ちいい。
 Tシャツが邪魔して、うまく撫でられないみたい。
 Tシャツを、脱ぎたくなった。
 左右の乳首を撫でたあと、パンティのうえから、あそこを撫ではじめた。
 そして、やっぱり、パンティの中に、手を入れてきた。
 てのひら全体をあそこに軽くあてて、ゆっくり回す。
 気持ちいい。
 てのひらを回しながら、だんだん指を立てていく。
 あたし、
 「あっ」
 と、声を出してしまった。

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