惰性同棲
第2章 惰性同棲
「抜けてまうでー?いいんか?」
「だめ、もっと…」
「もっとなんやねん、ちゃんと言うて」
普段では考えられない、甘く優しい声で問われる。
「もっと突いて…ください」
「突いてほしいん?…じゃあ突かへん」
ぐっとまた奥まで入ってきて、動かずに止まる。
「ここ、1番好きなところに、ずっとちんぽ当てたままじっとしとこか。動いたらお仕置きやで?」
と言ってクスクス笑う。
カイトが私の首筋を舌でなぞる。
不意打ちに体がビクッと動くと、連動して中のいいところに当たってしまう。
「なんで俺動いてないのに気持ちよくなってんの、なあ。ごめんなさいは?」
「ごめんなさい…」
「謝ったらギュッて締まったけど、何この変態おまんこ。動いてないのにもうどんどん濡れてきてるし」
お腹を撫でられたり、内腿を撫でられたりしてまた動いてしまう。
「何回も言われてんのになんでおんなじことすんねん。お前は子供か?言われたこともちゃんと守られへんのか。…じゃあ、嬉しい嬉しいお仕置きの時間やなあ」
両手首を後ろ手に掴まれて、引っ張られる。
片手で支えられて、膝立ちのような体制になる。気持ちいいところにぐーっと押し付けられるように当たる。