Fake it
第1章 2018 秋
【智side】
深い 口 づ け から解放されて目を開けると、これ以上ないくらいの優しい瞳がオイラを見つめてる。
また翔君が腕を伸ばす動作をして、それから、オイラの 唇 に マスカットが触れた。
ぼーっと翔君を見つめたまま、素直に 口 を 開ける。
「上手…」
翔君の目が細くなって、目尻に優しいシワが出来る。
翔君がくれるものなら、オイラは全部受けとめるよ?
報われなくてもいいんだ。
身体だけでも、かまわない。
空っぽの頭のまま愛しい笑顔に手を伸ばすと、頬に触れようとした指先を翔君がパクッと 咥 え た。
そのまま強く 吸 い 上 げ られる。
「んっ」
指を 吸 わ れ た のと同時に、きゅうっ、って 下 腹 に 刺 激 が 響く。
指 先 と あ そ こ が、快 感 で 繋 が っ て る。
ここぞとばかりに、オイラのを 握 っ て る 手 が 追い立ててきて、たまらずにまた目を閉じた。
「んっ、んっ、んんっ」
やってくる更に強い 快 感 に 身構えて、オイラは翔君の腕を握りしめる。
オイラの指を 咥 え た ままの翔君からも、んっ、んって、声 が 漏 れ て て。
それが、だんだん追い詰められた感じになってくるから、オイラまで 煽 ら れ る。
「んっ、んんっ、ん~っ」
ああ、もう。
頭が勝手に左右に振れる。
舌 の 上のマスカットが邪魔。
口 の 中の果実を頬の内側へ転がしたとき、翔君の手が、オイラ自身の根元から上に向かって し ぼ り 出 そ う と するように、ぎゅうっと締めつけた。
「んんんっ!!!」
堪え切れずに仰け反って、噛み潰した一粒。
脚 の 付 け 根 で 渦巻いてた 熱 が 解放されるのと同時に、引き結んだ 唇 の 端から甘い雫がこぼれて。
オイラの喉をつたって 胸 に 流れ落ちていくのがわかった。
深い 口 づ け から解放されて目を開けると、これ以上ないくらいの優しい瞳がオイラを見つめてる。
また翔君が腕を伸ばす動作をして、それから、オイラの 唇 に マスカットが触れた。
ぼーっと翔君を見つめたまま、素直に 口 を 開ける。
「上手…」
翔君の目が細くなって、目尻に優しいシワが出来る。
翔君がくれるものなら、オイラは全部受けとめるよ?
報われなくてもいいんだ。
身体だけでも、かまわない。
空っぽの頭のまま愛しい笑顔に手を伸ばすと、頬に触れようとした指先を翔君がパクッと 咥 え た。
そのまま強く 吸 い 上 げ られる。
「んっ」
指を 吸 わ れ た のと同時に、きゅうっ、って 下 腹 に 刺 激 が 響く。
指 先 と あ そ こ が、快 感 で 繋 が っ て る。
ここぞとばかりに、オイラのを 握 っ て る 手 が 追い立ててきて、たまらずにまた目を閉じた。
「んっ、んっ、んんっ」
やってくる更に強い 快 感 に 身構えて、オイラは翔君の腕を握りしめる。
オイラの指を 咥 え た ままの翔君からも、んっ、んって、声 が 漏 れ て て。
それが、だんだん追い詰められた感じになってくるから、オイラまで 煽 ら れ る。
「んっ、んんっ、ん~っ」
ああ、もう。
頭が勝手に左右に振れる。
舌 の 上のマスカットが邪魔。
口 の 中の果実を頬の内側へ転がしたとき、翔君の手が、オイラ自身の根元から上に向かって し ぼ り 出 そ う と するように、ぎゅうっと締めつけた。
「んんんっ!!!」
堪え切れずに仰け反って、噛み潰した一粒。
脚 の 付 け 根 で 渦巻いてた 熱 が 解放されるのと同時に、引き結んだ 唇 の 端から甘い雫がこぼれて。
オイラの喉をつたって 胸 に 流れ落ちていくのがわかった。