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栄養と睡眠と貴方(気象系ON)

第1章 (大´・∀・`人 .゜-゜宮 )



収録を再開して

最後にゲストさんの告知をしている時なんかは
もうニノはかなり疲れきってて

なんとか1人で立ってるけど

ちょっとフラフラしてて
心配でずっと背中を支えてた。



収録が終わって
ゲストさんに先に部屋を出てもらって

スタッフに挨拶しながら
おいら達もスタジオをあとにする。


楽屋に戻る時も
みんながニノのことを気にかけてて

声をかけられる度に

「ちょっと疲れただけだから大丈夫だよ、
明日休みだし、緩んじゃったかも。」


っていつもみたくニコニコする。


みんなも、無理をしたがるニノのことは
十分理解してるから

「ゲームは程々に休みなよ?(笑)」

「ちゃんとご飯食べなね」

って声掛けて帰っていく。


「おいらが家まで送るから、安心して帰りな。」

そう言って3人を廊下で見送った。


振り返るとキョトン顔のニノ。


「大野さん…うち…来るの?」



「ほっといたらゲームしそうだし
めんどくさいからご飯も食べないだろ?」


「そんなことないもん…あの、大丈夫だかr…

「んなわけねぇだろ、帰るぞ。」


荷物を取り上げてニノの手を引っ張る。



何も言わず着いてくるニノ。



具合が悪すぎて
ゲームなんてできないだろ?

めんどくさいんじゃなくて、
コンビニに寄る元気もないんだろ?


ニノが素直になれないから茶化すけど
本当のことはわかってるつもり。



だからニノに何かあったら

こっちから行動してやらないとな。




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