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栄養と睡眠と貴方(気象系ON)

第1章 (大´・∀・`人 .゜-゜宮 )

Nside



マネージャーの車の後部座席に
俺と大野さんが隣で座る。


この人にはなんにも隠せないんだよなぁ…


あぁ正解です…
隣にいるとなんだか安心するよ…



車に揺られて大人しくしてる時も

「ニノ気持ち悪くない?寝ててもいいぞ?」

ってちょくちょく声掛けてくれて。


大野さんの優しさと体の辛さで泣きそうになる。


正直今ここ数年で1番具合悪くて

仕事が終わって車に乗った安心感からなのか
もう立てない気がする。


眠りたいけど頭が痛すぎて眠れそうにない。

腰痛いのも今日は痛みが強めだし

熱がないだけマシなんだけど
頭と腰の痛みと全身のだるさがやばくて
意識が無くなりそう。

ちゃんとした声も出せない。


マネージャーがかなり心配してくれて

大野さんに支えられながらなんとか車を降りて
マネージャーの車が角を曲がるのを見届けた。



すかさず大野さんがしゃがんで

「おんぶしてやる。」って。



俺ははっきりとありがとうも言えないまま
ぐったりと大野さんの背中に体を預けた。



すごい安心感…


また泣きそうになる…



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