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夜の影

第21章 おまけ 彼方へ

【智side】

驚かさないように、腕を前に回して、背中からそっと抱きしめる。


「元気にしてた?」


首 筋 に 口 づ け ながら言ったら、翔の躰がピクッと震えた。


「うん…智は…?」

「俺はどこにいても同じだよ」


言って、耳の裏にチュッとキスをする。
翔がまた震えた。

俺の腕の中で、翔の体温が上がっていく。


「…いつから、ここに居るの?」

「ん~、カズの退院が決まってから」


シャツの上から 胸 に 触れて。
空いてる手で、ボタンを一つ外した。


「あ…あの、俺ね…」

「ん?」


耳 朶 に 吸 い ついて。
シャツの中に手を入れる。

中に着ているタンクの上から、固くなった 突 起 に触れた。


「あっ」

「何?話して?」


耳に 舌 を 入れる。


「あぁっ、待ってっ…あんっ…」

「ん?聞いてるから話せよ」


指の間にある 突 起 を、キュッと力を入れて 摘 ま ん だ。


「あぁんっ」


リズムをつけて、何度も、摘んでると、その度に翔の声が上がる。


「あっ、あんっ、だかっ、話せなっ」


翔の 躰 が 小さく跳ねるたびに、腰 で 履いてるジーンズからシャツがズリ上がってきて、肌 が 見えていく。

白い 肌 が、俺を誘う。


「翔、俺も会いたかったよ…」


空いてる手を滑り込ませて、アンダー パ ン ツ の 中に入れた。


「あっ」

「翔?」

「ああ…俺も…あ、会いたかっ、んんっ」


隙間が無いから、思うように手を動かせない。
強すぎない 刺 激 で 丁度良いだろ?

ほら、もっと 固 く なった。


「あ、智…あ、あ、あ…」

「んん?もう喋ってもいいんだぞ」


もう片方の 胸 の 飾りも、キュッとしてやると、俺の腕をつかんでる翔の手に力が入る。


「あんっ、だからっ」

「だから何?(笑)」


無意識なんだろう、翔の 腰 が じれったそうに揺れ始めた。

ベルトを外して、ジーンズのボタンも外す。


「あぁ…だめ、もう…」

「ん?」

「話すこと、忘れちゃっ…あんっ…」


ふふっ。

可愛くて仕方がない。

俺は片手を伸ばして、ソファの背もたれを手前に寄せる。

リクライニングになってるソファが、パタンと音を立ててベッドになった。












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