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夜の影

第4章 イン・ザ・ルーム

【翔side】

舌 を使って 舐 め る。

「お前ねぇ、もう少し
い や ら し く 出来ないの?
女に ア ソ コ 舐 め られたことあるだろ?
ロリポップじゃねぇんだから」

ちっ。
面白そうに笑ってるよ。

悔しいから、サトシを睨みつけたまま、俺は キ ス をしている時みたいに 舌 を動かす。
口 の中の親指が、それに合わせてゆっくり絡んでくる。

段々と 唾 液 が溜まってくる。

サトシの指 が抜き差しを始めた。

抜けようとするのを追いかけて顎を出す。
自然に頭が前後に動く。

「目を閉じて
うん、いい顔だ」

頭を撫でられる感触があった。
前髪を流されて、額が露わになる。

そろそろ苦しくなってきた。
唾 液 を飲み込もうとしたが、上手く行かない。

「もういいよ」

耳元で囁くように言われて 指 が抜けた。

瞬間、むせそうになって咳が出る。

サトシの手が背中を撫でてくれる。

この男は、優しいのか、冷たいのか判らない。

「ショウ、パンツ 脱 ぎな」

咳が収まったら言われた。

パンツ…。

「あ~、えっと、デニムの方」

言い直してふにゃっと笑った。








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