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【翔side】

よくわかんないけど、多分、智の膝の上に俺の 腰 が 乗ってる。


「痛 か っ た ら 我慢しないで言えよ」


智が 開 い た 俺の 足 の 間 から、こっちを見てる。

俺、どんなかっこ、してんだろ。

躰 を 曲げられてて、膝 が 胸 に つきそうだ。


「…うん、あ…」


握 っ て くれて、上下に緩く 擦 ら れ る。


「ここ、俺のな？」

「うん…」


うん。





「んんんんっっ」





入って来られると、どうしても最初は 苦 し い。

息が詰まって、呼吸が止まる。

中に納まってから、しばらくは、俺の呼吸が落ち着くまで動かないで居てくれる。


「ぁ、っぁ…」


ああ、智。


「…翔」

「ぁ、ふっ、サト、あぁ…」


俺、貴方が好き。


「あ、す、き…」

「んん？」


お湯が流れてく音と同時に、智が動くたびに、躰 の 下で、お湯がバシャバシャ弾む音がしてる。

息をつくのが忙しくて、話が出来ない。


「あっ、好、き」

「うん」

「ああっ、好きぃっ」

「っ…うんっ、俺もっ」


何とか目を開けて智の顔を見たら、余裕がない？

真面目な顔をしてた。

なんだ、可愛いじゃん。

思わず笑ってしまう。

目が合ったら、奥 ま で グッと強く 突 か れ た。


「ああっ」


また、俺のと 腹 の 間に手が入ってきて、圧迫される。


「あっ、駄目っ、あっ、あっ」

「先に イ って」


何か、どこか押されたんだと思う。


「ああああああっっ」


わけが分かんないうちに、自分の 口 から 悲 鳴 じみた声が出た。

同時に、やってくる 吐 き 出 す 時 の 強 い 快 感。

延髄のところから、頭の芯までがカーッと熱くなる。


「あ、あぁ…ぁ…」


俺が 出 し 切 っ てから、智の 腰 が ガ ン ガ ン と動いて。


「あっ、あっ、あっ、ああっ」

「うっ…あっ、しょぉ…んんっ…」


俺も、智が 達 し た 声 を 聞いた。