夜の影
第31章 RIGHT BACK TO YOU
【智side】
躰の中で小刻みに、さっきまで指で押されてたところを何度も擦られる。
自分の口から出る声が、泣いてるみたいだ。
苦しいのと、なんだか判らない感じと。
指を入れられてた 時の方が 違和感が強くて気持ち悪かった。
今は圧迫感が凄い。
「あっ、あっ」
更に奥に入って来る。
こわい、と思ったら止まった。
ヒガシヤマさんを見るとさっきより近くに居る。
いつの間にかオイラの足首が彼の肩に乗って。掴まれて持ち上げられた。
目が合ったままアキレス腱のところにキスされて、出て来た舌がゆっくり舐め始める。
あぁ、気持いい。
上からオイラを見下ろしてるヒガシヤマさんの目が優しく歪む。
オイラのを握ってくれて、柔らかくなってたのをイイコイイコするみたいに擦られた。
「あ、あ、き、も、ちぃ」
「気持ちいいか?」
うん、って頷いて目を閉じた。
オイラの中で止まってたのが、また動いて奥に進む。
「ま、だ、動、く、の……?」
「シーッ、こっちに集中してろ」
握ってる手が上下に扱き始める。
「あぁ……」
急所を握られて、擦られてるのに、なんで安心するんだろう。
この人の大きな手で、昨日から何回もイかされて。もう恥ずかしいも何もない。
また躰の中に入ってるのが奥に進む。
もう、オイラ自分がどうなってるのか、何が何だかわからないよ。
「うっ……うぅっ……」
「智、大丈夫だ、泣くな……全部入った」
なだめるみたいに腿をしばらく擦られて、握ってる手の動きも優しくなる。
膝の上辺りをグッと摑まれた。
「ああんっ」
何、この感覚。下腹がきゅぅってなる。
「あぁ……」
ヒガシヤマさんから声が上がった。
「……締まりがキツイな」
何だろ、と不思議に思って。
そしたらヒガシヤマさんがフッと笑った。
また腿を掴む手に力が入る。
「あっ」
「んんっ……あぁ……」
ヒガシヤマさんは深く息を吐いた後、歯の間から大きく息を吸い込んだ。
「あぁ……イきそうだ……」
あぁ、そっか。
これって、二人でしてるんだ。
繋がってる。
一緒に、感じてるんだ。
嬉しくなって、手を伸ばしてヒガシヤマさんの頬に触れた。
ね、気持ちいい?
指を咥えられて強く吸われる。
「あんっ」
「んんっ!!」
二人の声が響いた後、ヒガシヤマさんが動き出した。
躰の中で小刻みに、さっきまで指で押されてたところを何度も擦られる。
自分の口から出る声が、泣いてるみたいだ。
苦しいのと、なんだか判らない感じと。
指を入れられてた 時の方が 違和感が強くて気持ち悪かった。
今は圧迫感が凄い。
「あっ、あっ」
更に奥に入って来る。
こわい、と思ったら止まった。
ヒガシヤマさんを見るとさっきより近くに居る。
いつの間にかオイラの足首が彼の肩に乗って。掴まれて持ち上げられた。
目が合ったままアキレス腱のところにキスされて、出て来た舌がゆっくり舐め始める。
あぁ、気持いい。
上からオイラを見下ろしてるヒガシヤマさんの目が優しく歪む。
オイラのを握ってくれて、柔らかくなってたのをイイコイイコするみたいに擦られた。
「あ、あ、き、も、ちぃ」
「気持ちいいか?」
うん、って頷いて目を閉じた。
オイラの中で止まってたのが、また動いて奥に進む。
「ま、だ、動、く、の……?」
「シーッ、こっちに集中してろ」
握ってる手が上下に扱き始める。
「あぁ……」
急所を握られて、擦られてるのに、なんで安心するんだろう。
この人の大きな手で、昨日から何回もイかされて。もう恥ずかしいも何もない。
また躰の中に入ってるのが奥に進む。
もう、オイラ自分がどうなってるのか、何が何だかわからないよ。
「うっ……うぅっ……」
「智、大丈夫だ、泣くな……全部入った」
なだめるみたいに腿をしばらく擦られて、握ってる手の動きも優しくなる。
膝の上辺りをグッと摑まれた。
「ああんっ」
何、この感覚。下腹がきゅぅってなる。
「あぁ……」
ヒガシヤマさんから声が上がった。
「……締まりがキツイな」
何だろ、と不思議に思って。
そしたらヒガシヤマさんがフッと笑った。
また腿を掴む手に力が入る。
「あっ」
「んんっ……あぁ……」
ヒガシヤマさんは深く息を吐いた後、歯の間から大きく息を吸い込んだ。
「あぁ……イきそうだ……」
あぁ、そっか。
これって、二人でしてるんだ。
繋がってる。
一緒に、感じてるんだ。
嬉しくなって、手を伸ばしてヒガシヤマさんの頬に触れた。
ね、気持ちいい?
指を咥えられて強く吸われる。
「あんっ」
「んんっ!!」
二人の声が響いた後、ヒガシヤマさんが動き出した。