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松本「涼野くん、お茶全然飲んでなくない？」


聖輝「えっ？そっそうですか？」


松本「これからもっと暑くなるし、こまめに水分摂っておかないとダメだよ。」


聖輝「はっはい…」


そう言われ、僕はお茶を飲んだ。


二宮「どうしたのよ、急に。」


松本「いや、何か涼野くん見てたら身体大丈夫かなって…」


大野「大丈夫だよね？」


聖輝「はい、大丈夫です！」


松本「そう…」


二宮「何か気になることでも？」


松本「いや、涼野くんめっちゃ細いから…ちゃんとご飯食べてるのかなって気になって…」


聖輝「あぁ…僕、太りにくい体質で…食べてもなかなか体重増えなくて…」


二宮「へぇ…筋トレとかは一切しないの？」


聖輝「やったことあるんですけど、筋肉つく以前に体重が減っちゃって…」


大野「えっ、それ以上減ったらダメだよ！」


聖輝「ですよね…」


松本「じゃあ、常日頃から栄養のあるものをたくさん食べて元気つけておかないとね。」


聖輝「そうですね…」


二宮「栄養のあるものって…納豆とか？」


松本「それもあるし…鉄分やカルシウムとかが豊富な食べ物を摂るべきだな。」


大野「まぁ、要するにいっぱい食べろってことだよ。」


聖輝「いっぱい…」


二宮「ざっくりしすぎでしょ。」


大野「いいんだよ、細かいことは！」


松本「とにかく、元気なうちに栄養つけておかないといつどこで倒れるか分からないから…」


聖輝「はい…」


松本さん…僕の身体のこと心配してくれてるんだ…


でも…何で急に栄養の話なんかするんだろう…


まるで僕が身体が弱いってことを知っているような…


いや、この見た目だったらそう思われても仕方ないよね。